糖尿病でも大丈夫なの?私のプチオートファジーを紹介!

今回も引き続き「2型糖尿病の私が血糖コントロールのためにやっている9つのこと!」をご紹介しています。
そして、今日は糖尿病患者にとって最も重要だとされている食事療法についてです。
糖尿病で何がつらいかって、食事制限ですよね。
糖尿病だってお腹いっぱいに食べた~い。
でも、あまり食べすぎてしまうと血糖値が高くなるため食事を控えなければなりません。
そこで!
2型糖尿病になって約20年の私が糖尿病患者が目標とする数値、HbA1c7%を維持している秘訣をご紹介。
それが、プチオートファジーです。
しかし、オートファジーなんて面倒だ
「もっと手っ取り早く血糖値を下げたいんだ」という方もいるはず。
そんな方には、糖尿病改善サプリ「マイタケオール」をおすすめします。
詳しくは下の記事に詳しく書いてあるのでぜひ、ご覧くださいね▼
目次
私のプチオートファジーを紹介!
昨今、オートファジーをやっている人が増えていますよね。
そもそも、オートファジーって何なんでしょう。
オートファジーとは
オートファジーとは、体内にある胃や腸、肝臓、腎臓などの細胞にある不要な物質を分解するシステムのことです。
古くなった細胞内のタンパク質を集めて分解し、それを利用してエネルギーをつくること。
何だかデトックスできた上にエネルギーをつくりだすなんてお得した気分ですよね。
そこで、どうしたらオートファジーのシステムを起こすことができるのかが問題なのですが
それが、飢餓状態になること。
でも、現代人に飢餓状態なんて無理ですよね。
極限までお腹を空かせることなんてまずありません。
あなたも、1食分の摂取カロリーや糖質が多くなっていませんか?
そうすると、当然、内臓も疲れているはず。
それなのに、ただ食事の時間だからとまたカロリーや糖質を摂取してしまいます。
これでは、内臓が休むひまがありませんよね。
ところが、1日数時間断食することでオートファジーが活性化され
脂肪燃焼や免疫力の向上など、糖尿病の予防や改善まで期待できるんですって。
ちなみに、余談になりますが
うちの旦那は、いくら私が注意しても1日中、食べたり飲んだりして胃腸を休めることをしませんでした。
毎日のように暴飲暴食を繰り返し、内臓を働かせ続けていたのです。
その結果、膵臓ガンとなり半年足らずで亡くなってしまいました。
気がついた時は遅かったのです。
それでは、飢餓状態になるには絶食?断食?のように食事をとらないようにするしかないのでしょうか?
でも、食事をとらないなんて無・理...。
そこで、考えられたのが空腹の時間をつくることです。
つまり、プチ断食とでも言うのでしょうか。
オートファジーがはじまるのは最期に食事をした時間からおよそ12時間後からだと言われていますが
一般的には16時間程の空腹時間が必要だとされているようです。
私の食事療法
健康にも良いと言われるオートファジーですが、心配なことがあります。
糖尿病は血糖のコントロールができない病気でもあるため、高血糖になるのも心配ですが
それより、怖いのが低血糖。
低血糖とは、血糖が極端に低くなり汗が出たり心臓がどきどきしたりと
最悪、昏睡状態になり死に至ることもある症状です。
私も何回か低血糖を起こしたことがあるので気をつけています。
え~、そんな人がオートファジーなんてしていいの?
だから私の食事療法はプチオートファジー!
皆さんがやっているオートファジーは16時間食べない時間をつくることだと思いますが
私は11時間でプチ食べます(笑)
いつも夕飯を食べるのは夜7時くらいで食べ終わるのは7時半くらいです。
本来なら16時間後である翌日の12時頃に、初めての食事となるはずが
私は11時間後の朝7時頃にバナナを1本食ベます。
バナナがおすすめなわけはこちらに詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
朝、起きるのも早くて、いつも4時頃目が覚めて朝活をし、6時には自主トレ開始。
そして、6時半にはウォーキングに出ます。
本当はもう少し遅い時間(最後の食後12~16時間後)に運動するほうが効果的なのですが
自分の生活のペースというものもあるので、私はこの時間に。
とにかく、空腹の時間に運動することでオートファジーが活性化するのです!(かなりいい加減ですが(-_-;))
朝一の血糖値は90~100㎎/dlであることが多く、まずまずの数値ではないかと。(健康な人はもっと低いはずですが)
しかし、その数値のまま運動をしてから家事をこなすとなるとかなり血糖は下がるので低血糖を起こしかねないと判断。
だから、そうならないためにも朝7時頃にバナナを食べて、エネルギーをチャージ。
その後、食事をするのは午前11時にしています。
その時の血糖値もほぼ90~100㎎/dlなのでまずまずの滑り出しということです。
私のプチオートファジーは朝のバナナを除くと15時間オートファジーになりますね。
この、「何時間食べない時間」をつくるかは人それぞれなので自分の飢餓状態を知ることで変わってくると思います。
それと、タイミングでしょうか。
私のように家で仕事をしている人は、何時に食事をしようが関係ありませんが、職場ではそうはいきませんよね。
最初に食事ができる時間のタイミングで、自分なりの○○時間オートファジーと決めても良いのでは?
とにかく、基本は極限までお腹を空かす時間をつくること、に限りますね!
おやつも食べれる
通常のオートファジーは、16時間何も食べない時間をつくれば
それ以外の時間は比較的、何を食べてもいいように言われていますが
糖尿病さんはそうはいきません。
でも、糖尿病だっておやつは食べたいですよね。
私はアルコール依存症のため、もちろん断酒しています。
が!
その代わり、お菓子が食べたくて食べたくてしょうがない。
お菓子が食べたい私はどんなお菓子を食べているのかというと
午後2~3時くらいの間に次のようなおやつを食べています。
・ナッツ類
・ハイカカオチョコ
・あたりめ など
と、優等生並みのお答えを書きましたが、実はどうしても好きなおやつが食べたいときは主食を減らしています。
だって、アイスもケーキもお饅頭も食べたい!(あ、お煎餅も)
そんな時は、食事で食べるご飯やパンをほんの少しにしたり、パンに餡子をつけて食べちゃいます。
だって、楽しく生きるためにはお菓子の楽しみだって必要ですよね。
お菓子を我慢してまで長生きしたくない!(良い子は真似しないでね)
その代わり食事の栄養バランスはバッチリですよ。
【ある日の朝食:雑穀米と豚汁】
ご飯は雑穀米が120g、野菜たっぷりの豚汁と。
【ある日の夕食:お揚げピザとスープ】
ピザクラフトを油揚げに代えることで糖質を抑えることができます。
白菜と豚バラ肉のスープ、サラダのブロッコリーは必須です。
やっぱり、気をつけていることは量もあるけどお野菜中心にすること。
そして、何と言ってもいっぺんにたくさん食べないこと。
糖質のあるお菓子を食べるには少しずつ、食事から時間をあけてから食べるようにしています。
もし、昼間に食べすぎてしまったら夜ご飯は控える、そのように調整することでも高血糖は防げますよ。
血糖値の急上昇は血糖スパイクと言って、血管を傷つけてしまう危険性があるので糖尿病じゃない人でも注意が必要です。
食べたら動くを実践して、楽しく美味しく食べたいですね。
糖尿病でも大丈夫なの?
ここまで、私のプチオートファジーを紹介しましたが
問題は、糖尿病患者がオートファジーなんてやっても大丈夫なのかどうかです。
合うか合わないかは人による
無責任な言い方になりますが、その人の状態によるようです。
糖尿病は、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されにくくなったり働きが悪くなって血液中のブドウ糖が使いきれず、高血糖となる病気です。
糖質をたくさんとれば高血糖となってしまいます。
ところが、運動で筋肉をつければ、糖を筋肉細胞に取り込み血糖を下げることが可能なんですよ。
糖尿病の運動療法については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
しかし、糖尿病でも運動できない人もいるでしょう。
運動ができないとなると、上がった血糖を下げるのは難しいですよね。
そんな人でもオートファジーを利用すれば血糖値は安定するのではないでしょうか。
また、肥満体形や内臓脂肪が過剰な人もぜひ、オートファジーをおすすめしたいです。
《オートファジーをおすすめできない人》
・妊娠中
・低血糖を起こしやすい
・狭心症がある
・認知症
・糖尿病の三大合併症がある
・感染症がある
・糖尿病ケトアシドーシスを起こしたことがある
・認知症
・糖尿病の管理が自分でできない
まずは、自分の状態を確かめることが重要です。
不安な人はお医者様に相談してみてくださいね。
オートファジーのはじめ方
上記のオートファジーをおすすめできない人の他にも
インスリン注射を打っている方や使っている薬によってもできないこともあります。
私もインスリン注射を使っていますが、血糖測定器もあるので自分の血糖値を把握することができます。
また、お薬を使ってない人でも、いきなり15時間とか16時間のオートファジーをはじめるのではなく
1日3食だったら2食に減らして1食は果物やヨーグルトだけにしてみるとか
もっと短時間から始めてみるなど、方法もそれぞれです。
少しずつ、タイミングを見計らってチャレンジしてみてくださいね。
いずれにせよ、糖尿病は一生付き合っていかなければならない病気です。
少しでも健康な状態を保てるように努力していきましょう!
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
皆さまの精神と身体の健康を心からお祈り申し上げます。
(この記事に書かれている方法は私個人の感想です。糖尿病すべての人に当てはまる方法ではありません)
webライターやってます。