痩せてるのに糖尿病!私が2型糖尿病になった原因と経緯
前回から「2型糖尿病の私が血糖コントロールのためにやっている9つのこと!」を紹介しています。
前回の記事はこちらから▼
「2型糖尿病の私が血糖コントロールのためにやっている9つのこと!」
同じ糖尿病でもその原因や経緯は人それぞれです。
まずは、私がなぜ糖尿病になってしまったのか、その原因や経緯について触れていきたいと思います。
また、私が実行している血糖コントロールの方法は医療がすすめていることとは異なることもあります。
あくまでも、私が試してみて良かったと思うことなので、2型糖尿病の皆さんすべてに当てはまる方法ではありません。
ただ、多くの糖尿病患者さんが血糖コントロールにお悩みだと思うので
私の血糖コントロールの方法が少しでもお役に立てれば嬉しいです!
そうはいうものの、もっと手っ取り早い方法がないのかと思われる方もいるはず。
そんな方には、糖尿病改善サプリ「マイタケオール」をおすすめしています。
詳しくは下の記事に書いてあるのでごぜひ、覧くださいね▼
糖尿病になった原因と経緯
ここでは、私が糖尿病になった原因や経緯からお話したいと思います。
その前にちょっとだけ糖尿病という病気から解説しますね。
糖尿病とは
糖尿病という病気を、知ってはいるものの本当に理解できている人もあまりいないような気がします。
糖尿病とは血液中のブドウ糖が使われずに増えてしまい、その結果血糖値が上がってしまう病気。
簡単に言えば「血糖値が異常に高くなってしまう病気」なのです。
ウォーキングなどで親しくなった人とお話していて、私が運動している理由を「糖尿病だから」と言うと
「え~!そんなに痩せているのに~!」と驚かれることがあります。(大して痩せてませんが)
たしかに、私も自分が糖尿病になるまでは糖尿病の人ってみんな太っている人なんだと思っていました。
そして、糖尿病の原因って食べすぎていること、だけだと。
ところが、糖尿病って太ってる人ばかりではないし、食べすぎている人ばかりではないのです。
2型糖尿病の人って日頃の生活習慣が不摂生だったり
遺伝的な要素でインスリンの分泌が少なくなったり、効きが悪くなって血糖値が高くなってしまうんですよね。
遺伝的な影響を受ける人もいますが、これは糖尿病になりやすい環境が遺伝的だとも言えます。
たとえば、お母さんが糖尿病で子どもも糖尿病になった場合は
お母さんの不摂生な生活習慣を受け継いでしまうこともあるようです。
お母さんが、運動もしないのに朝から食べてばかりいると自然に子どももそんな生活習慣が沁みついてしまいますよね。
これは、アルコール依存症でも同じことが言えます。
家族が毎日のようにお酒を飲む生活をしていると、子どもはそれを当たり前だと思い
お酒が生活に欠かせないものになってしまうでしょう。
そんな環境が遺伝してしまうと言えるのではないでしょうか。
私が糖尿病になった原因
そして、不摂生な生活習慣。
朝から運動もしないのに食べてばかりいるお母さんも問題ですが
朝から運動もしないのにお酒を飲んでばかりいるお母さんもお父さんも大問題です。
まさに、私はこれ!
大量飲酒を繰り返し、急性膵炎にも数回かかり膵臓に悪影響を及ぼしてしまったのでしょう。
血液中の糖分を調整するホルモン(インスリン・グルカゴン)をつくっているのが、膵臓の中にあるランゲルハンス島です。
私はこのランゲルハンス島を壊してしまい、インスリンの分泌が少なくなってしまったようです。
インスリンの分泌が少ないと、血液中のブドウ糖が細胞に取り込めなくなり血液が糖でドロドロになってしまいます。
そして、糖尿病を発症してしまうのです。
私が糖尿病になった原因は、大量飲酒を長年継続して膵臓を壊しインスリンが分泌されなくなったから。
不摂生な生活習慣だった...トホホ(´;ω;`)ウッ…
糖尿病は、糖尿病腎症、糖尿病網膜症、糖尿病神経症といった三大合併症を引き起こすこともあり
大変怖い病気...だと脅かされています(-_-;)
糖尿病が発覚した経緯
私は自分が糖尿病になるなんて思ってもみませんでした。
だって、うちの系統?に糖尿病の人はいないし、特に食べすぎていることも太っていることもない、と。
糖尿病を良く知らなかったんですよね。
ところが、糖尿病になる最大のリスクを背負ってしまったのです、お酒で...。
当時は絶賛アルコール依存症真っ最中だったので記憶も定かではありませんが
たぶん、私が42~43歳頃だったのかと思います。
アルコール依存症の治療はしてなかったけど、急性肝炎や急性膵炎で入院をしていたのでお酒は隠れて飲んでいました。
隠れて飲んでいるので、コソコソっと一気飲みしてしまうのですから体への影響はさらに悪くなるのでしょう。
月経の血液がピンポン玉のように大きく、しかも固まって排泄されるようになったのです。
それには、さすがに私も驚いてしまい、何か婦人科系の病気(子宮がんなど)を疑いました。
でも、病院に行くのは面倒です、てか、お酒飲んでるから行けないんですよね。
そんなこんなをしていたある日、自分の顔を鏡で見ると、そこに映っているのは真っ白い顔をした豚でした。
浮腫んでいたのです、顔も手も足も。
ようやく決心をして婦人科に。
お酒を飲んで行ったのかどうかは記憶にございません。
何と言って診てもらったのかもよく覚えてないのですが、心電図を測ったり血液検査をしたのは覚えています。
そして、結果を聞かされるのですが...
てっきり、婦人科系の病気を宣告されると思いきや
「糖尿病ですね、近々、大きな病院で検査してください。」とあっさり言われ
「うむ?糖尿病って何?」と理解に苦しむ私がいました。
たしか、血糖値は500㎎を超えていたように記憶しています。
その時は、糖尿病も血糖値もわからなかったので、その数値がどんなに高く恐ろしいのかも知りませんでした(-_-;)
しかし、私は既にお酒が原因で入院を数回繰り返していたので、この事実を旦那に伝えることができません。
しかも、隠れて飲んでいることはバレバレでしたからね。
でも、ある日やっと伝えることができたのです。
すると旦那は意外と怒る様子もなく
「あ、そう、しょうがないね。」と言ってくれたんです~!
糖尿病の教育入院
婦人科で大きな病院に行くことをすすめられてから3ヶ月くらいは経っていたと思います。
大きな病院と言っても、我が家から近い大きな病院はお酒が原因で急性肝炎や急性膵炎でお世話になった病院ばかり。
それではちょっと決りが悪いと思い、少しだけ遠い病院に行くことにしました。
お酒が原因の糖尿病患者は珍しくない?
初診でそれまでの経緯を一通り話すと、担当の先生は別に驚く風でもなく淡々と
「う~ん、そうなんですね。」
「で、捕まったことはないの?」みたいに言うので
「え?」と思ったら「万引きしてまで飲みたい人がいるからね」って(笑)
それから、私の糖尿病が2型糖尿病であること、薬は飲み薬とインスリン注射があること
糖尿病を良く知るための教育入院があることなどを説明されました。
ということで、私の糖尿病教育入院が決定!
お酒のない入院生活
私は入院を控えてお酒を飲んでなかったのか飲んでいたのかも思い出せません。
ですが、少なくとも入院中は飲んでなかったと思います、いや確実に飲んでなかったわ(笑)
入院中は糖尿病患者の食事療法や運動療法、インスリン注射の打ち方などを学びます。
たぶん、入院期間は1~2週間くらいだったと思いますが
運動するとウソをついて、その頃通っていたジムのお風呂入りに行ってたっけな~(笑)
でも、その頃のインスリン注射って今みたいにペン型じゃなくて複雑で難しく
しかも1日に4回も打つタイプだったので気が滅入りました。
食事は1日1400calだったんですけど、先生が「1600calまでいいよ」と言ってくれたので今も守っています(ウソ?)
さて、つつがなく?私の糖尿病教育入院生活は終わったのですが、その後の経過はどうなったのでしょう??
ということで、今回は私が糖尿病になった原因や経緯をお伝えしてきました。
次回からは、その後の経過を振り返りながら
私がここまで回復できた血糖コントロールの方法を1つずつ解説していきたいと思います。
(最初の頃のHbA1cは10%超え、現在は6.4%までコントロールできています)
もし今、ご自分の血糖コントロールが上手くいかないとお悩みの方に少しでもヒントとなれば幸いです。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
皆さまの精神と身体の健康を心からお祈り申し上げます。
webライターやってます。