アルコール依存症だと精神疾患を併発しやすい?うつ、双極性障害、ADHDなぜなるの?
皆さん こんにちは アルコール依存症のバービーです!
今年もあとわずかで終わりを告げようとしていますが、皆さんにとって2022年はどんな年でしたか?
断酒にチャレンジした人もいるでしょう、またはチャレンジしてみたものの失敗してしまった人もいるかもしれません。
でも、そんなことは気にしないで何度でもチャレンジしてくださいね。
変に考えすぎると精神的に行き詰ってしまい、精神疾患になってしまうかもしれませんよ。
今日は、アルコール依存症だとうつ病などの精神疾患を併発しやすいのか調べてみましたよ。
ぜひ、ご覧くださいね♪
目次
アルコール依存症だと精神疾患を併発しやすい?
アルコール依存症者がうつ病にかかってるのはよく聞く話です。
実際、私もアル中時代?はうつ病も経験しています。
では、なぜアルコール依存症者はうつ病などの精神疾患にかかりやすいのでしょうか?
アルコール依存症が先かうつ病が先か
これもまたTwitterでたまに見かけるツイートですが
アルコール依存症が先かうつ病が先かとつぶやいている人がいます。
通常の酒飲みさんでも、お酒を飲むと気分が良くなりテンションも高めで楽しくなりますよね。
私たちアルコール依存症者も最初の頃はそうだったのです。
まだ脳の伝達物質、快楽ホルモンのドーパミンが正常に分泌されていたのでしょう。
ドーパミンについては下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
アルコール依存症によって狂ってしまった脳内麻薬「ドーパミン」ってどんなホルモン?
だから、嫌なことがあったり疲れたりストレスがたまったりするとお酒を飲んで発散させていたのですが
皆さんご存知のとおりお酒には耐性があります。
どんどん慣れてきてしまい弱いお酒では効かないので、強いお酒を求めるようになるのです。
強いお酒を飲んでいるのにいつまでも快楽気分がやってこない。
そうです、もう既にたくさんのドーパミンを分泌しているので、効き目が悪くなってしまっているのです。
すると、気分はうつ状態。
それでも私たちアル中はドーパミンを求めて飲酒を繰り返し、どんどんアルコールの沼にハマっていったのです。
これが、アルコールうつってことですね。
でも、このアルコールうつはお酒をやめれば自然と治ります。
問題は、元々うつ病の人がアルコール依存症になることも多いということです。
アルコールは、ほろ酔い加減なら気分を良くさせ楽しい気持ちにさせてくれますよね。
うつの人もそれを知っているからお酒の力を借りるのでしょう。
うつ病の薬代わりにお酒を使ってしまいます。
しかし、それはとっても危険な行為です。
アルコール依存症者がうつ病になってしまうのと同じパターンで、回復がますます難しくなるでしょう。
アルコール依存症とうつ病の関係については下の記事にも詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
双極性障害・ADHD
うつ病と同じだと思われがちな疾患に双極性障害があります。
また、近年増えているADHDという精神疾患。
この2つの疾患もアルコール依存症と併発しやすいのでしょうか。
双極性障害のセルフメディケーション
まず、双極性障害とうつ病は違う病気だと言うことです。
双極性障害とは、テンションが高く活動的な躁状態と憂うつで無気力なうつ状態を繰り返す症状を言います。
しかし、ほとんどの人が自分のうつ状態の時に受診するので、躁症状に気が付きません。
双極性障害の診断は難しく、うつ病だと診断された患者の10人に1人か2人は最終的に双極性障害の診断に変わるとさえ言われています。
そもそも、双極性障害とアルコール依存症には生物学的に共通する基盤があるとも考えられているのです。
アルコール依存症の人のほとんどが自分の気分を治療するかのようにお酒に頼るのと同じで、双極性障害の人もお酒を使って自己治療する。
つまり、セルフメディケーションとしてお酒を使ってしまうのですね。
もちろん、そのセルフメディケーションとして使われるのはアルコールだけとは限らず、薬物やギャンブルなども同じです。
ADHD(発達障害)
私たちアルコール依存症は飲酒を繰り返し繰り返し、どんなことがあっても飲み続けていました。
ADHDの人も同じように、自分のやりたいことが止められないという特徴があります。
ある調査によると、ADHDの人は脳の構造上の特徴として、脳内の報酬系(ドーパミン)の活性が少ない傾向であると指摘されたそうです。
ということは、ADHDの人も脳内麻薬のドーパミンを求めて同じことを繰り返したりするのでしょうか?
アル中さんもそうでしたよね。
で、あまりにも繰り返すためドーパミンの働きが悪くなりうつのような状態になる。
ADHDとアルコール依存症の関係についても下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
ベースは精神疾患?
どうやらここまでの感触では、アルコール依存症だから精神疾患を併発するのではなく、元々、何らかの精神疾患がベースとしてあるため
アルコール依存症になりやすいと考えるのが妥当だと思います。
何らかの精神疾患で、自己治療のためにアルコールを乱用してしまう。
しかし、そんなことをしても決して改善することはなく、持病の精神疾患が悪化することもあるでしょう。
もし、今あなたがうつ病や双極性障害、ADHDなどの精神的な疾患で苦しさから逃れるためにお酒で紛らわしているとしたら
益々、ひどくなってしまいます。
病院を受診しているのならお医者様の処方したお薬をきちんと飲みましょう。
また、誰かに相談したりお話を聞いてもらうだけでも気分が良くなるかもしれませんよ。
そんな時は私もいますからね!
もし、私で良ければお話ししてみませんか?1人でくよくよ悩むより、何か解決の糸口が見つかるかもしれませんよ!
気が向いたらお電話してくださいね!!
また、ココナラでは各種ご相談も受け付けています。
アルコールの問題以外のお悩みも相談できるのでぜひ、活用してみてくださいね!
今すぐは無理でも、症状が悪くならないうちに断酒をおすすめします。
断酒さえすれば必ず、明るい未来が訪れますよ!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
webライターやっています。