若いからって油断は禁物!2型糖尿病の治療を解説
先日から「2型糖尿病の私が血糖コントロールのやめにやっている9つのこと!」を紹介しています。
今回は、私が行っている糖尿病の治療について解説していきたいと思っているのですが
その前に、糖尿病は決して中高年や高齢者ばかりの病気ではないことをお伝えしたいと思います。
自分はまだ若いからと好き放題に食べたり飲んだりしていると、一生背負わなくてはならない糖尿病になってしまうかもしれません。
だから、その前にちょっとだけ自分自身の身体に目を向けてあげてくださいね。
そうはいうものの、「もっと手っ取り早く血糖値を下げたいんだよ」思われる方もいるはず。
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詳しくは下の記事に書いてあるのでごぜひ、覧くださいね▼
若いからって油断しないで!
人間、誰でも年を取れば取るほど身体はガタついてきます。
自分は若くて健康だからと油断していると、のちのち大変なことになり兼ねません。
ここでは、若者にも増えているという2型糖尿病について考えてみました。
自覚症状がない
糖尿病の発症年齢は40歳を過ぎた頃からが多く、40歳以上の10人に1人は糖尿病だと言われています。
怖いのは糖尿病の初期は自覚症状がないこと。
そして、自覚症状が現れたころには重症化していることもあるのです。
あなたは、何でもおいしく感じるからと普段から何も気にしないでお酒を飲んだり糖質たっぷりの食事をしていませんか?
その結果、会社の健康診断で「うむ~、これは少し血糖値が高いですね。」なんて言われちゃう。
「え?全然おなかも出てないし、何の症状もないんだけど?」
糖尿病は太ってなくてもなる人はなるし、痩せているからって安心できません。
女性、男性だって関係ありません。
健康診断などで指摘されたときは既に「糖尿病予備軍」になっている若者も少なくないんですって。
これはもう、若いからって油断できないですよね!
糖質のとり過ぎが危険な理由
そもそも、糖尿病って血液中のブドウ糖が使われきれずに血中に余ってしまうことで引き起こされる病気。
糖尿病の原因については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
通常は、食事をして糖質が体内に入ると、糖質がブドウ糖となり血液中のブドウ糖が増えるので誰でも血糖値が高くなります。
すると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されて血糖を下げる働きをしてくれるので血糖値は下がります。
ところが、糖質をとりすぎる食生活が続くと!
血糖を下げてくれるはずのインスリンが疲弊してしまい働かなくなってしまうこともあるのです...。
インスリンが働かなくなれば、血液中のブドウ糖を使いきれずに残ってしまい血液がドロドロに。
だから、糖質のとりすぎは危険なんです。
もちろん、お酒の飲みすぎも危険。
食事をすると糖質が腸から吸収されて膵臓がインスリンというホルモンを分泌することはお話しましたね。
このインスリンの働きによって肝臓内の糖の量を調整したり血液中の糖を肝臓に取り込むなど
血液中の糖の量が適切になるようにコントロールしているのです。
ところが、お酒を飲みすぎていると肝臓の働きも悪くなり、このコントロールもできなくなってしまいます。
その結果、血糖値が高くなってしまうのです。
糖尿病の自覚症状チェック
私が糖尿病になったな~と思った頃、後から考えてみるとこんな症状がありました。
①オシッコガ近くなる
と言っても、普段から近いのであまり気にしてなかったんだけど、多い日は1日に20回くらい行くこともありました。
②体がだるくて疲れやすい
疲れなんて誰だってあるので、まさか糖尿病の症状だなんて気づきませんよね。
よく考えてみると、糖尿病って血液中のブドウ糖を細胞に取り込めなくなるのでエネルギーにならず疲れやすくなるのです。
③月経の経血が固まる
これにはビックリ!
大量な血液が固まってピンポン玉くらいの大きさでした。
でもまさか、こんな症状が糖尿病には結び付くとは思いませんよね。
そして、私はなかったんだけど他にはこんな自覚症状もあるようです。
・最近、太り気味
・血圧が高い
・中性脂肪が高い
・食べてるのに体重が減る
・喉が異常にかわく
・食べ過ぎ飲みすぎ(ジュース類も含めて)
こんな症状、感じていませんか?
自覚症状は人それぞれなので、少しでも変だなと思ったら早めの受診をおすすめします。
2型糖尿病の治療を解説
糖尿病の血糖コントロールに治療は欠かせません。
治療と言っても、糖尿病の治療のほとんどが生活習慣の見直しです。
しかし、私は糖尿病の発症時からインスリン注射が必要なため医療の治療も必要。
さて、ここらからは
「2型糖尿病の私が血糖コントロールためにやっている9つのこと!」の
1.治療するについて解説したいと思います。
インスリン注射と投薬
糖尿病には、1型糖尿病と2型糖尿病があります。
1型糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンが少ない、またはほとんどないのでインスリン注射が必要不可欠です。
2型糖尿病でも私のように、インスリンの分泌が少ないとか、働きが悪いとインスリン注射で体の外部から働きを補う必要があります。
糖尿病患者の90%以上が2型糖尿病だということですが
それでは2型糖尿病患者みんながインスリン注射を打っているのかというと、それは違います。
だからと言って、インスリン注射を打っている患者は重症なのかということでもありません。
病気の症状が人それぞれなのと同じように、治療法も人それぞれ。
その人に合わせた方法で治療を行います。
また、インスリン注射を一度始めてしまうと一生やめられなくなる不安もあるようですが、決してそんなことはなく
インスリン注射をすることで高血糖を防げば、膵臓を休ませることになるのでインスリンの分泌機能も回復するかもしれないのです。
投薬も糖尿病患者の症状によって違うでしょう。
インスリン注射とは目的が違う、膵臓を刺激してインスリンを生産することが目的になる薬と膵臓以外に働きかけて血糖値を下げる薬などがあります。
本来、2型糖尿病の治療は生活習慣の見直しをし、食事療法や運動療法を取り入れていきますが
それだけでは十分な血糖コントロールが図れない場合には、投薬で補助的な役割をするようですよ。
血糖測定
また、糖尿病患者は自分の血糖値を知ることも大事です。
1日に2回はチェックしたいところですが、糖尿病患者すべてに血糖測定器が提供されるわけではないんですね。
血糖測定器は基本、インスリンを使っている患者に健康保険適用で提供されるようです。
その理由は、インスリン注射を自分で行っている人は思わぬ低血糖が起こるかもしれないから。
私なんかも、夕食でお腹がいっぱいになったのに食後2時間くらい経ったころに低血糖を感じることがあります。
そんな時はすぐに血糖値を測りますが、やっぱり極端に低い数値(70㎎以下)になっているものです。
低血糖は、高血糖よりも怖いと言われ、時には死に至ることもあるとされています。
食事をしたのにもかかわらず低血糖になるのは、食事で糖質が少なすぎたから。
食事前には決められた量のインスリン注射を打っているのに、糖質が少なすぎると低血糖を起こすのは当たり前なんですけどね(-_-;)
やっぱり適度な糖質は必要なのだとおわかりいただけたと思います。
血糖測定器を持ってない患者さんは毎日の自分の血糖値を知ることができませんよね。
そのため、通販などで購入する方がいるようですが、売られているのは血糖測定の本体と針だけが多いようです。
センサーは病院取り寄せになるので購入しても役にたたないので、気をつけてくださいね。
そして、自分の血糖値を知るためにはやはり糖尿病検診が必要です。
これもまた、人によって違いますが現在はコロナ禍なので2ヶ月に1度の検診が多くなっているのではないでしょうか。
糖尿病の治療費は高く、継続して治療を続けるのは厳しいですよね。
そのため、治療を諦めてしまう方もいるようです。
そんな方でも、「高額医療費制度」を利用すれば高額な治療費の差額を払い戻してもらえますよ。
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しかし、この場合はいったんは自己負担することになり、後から差額を払い戻されることなので毎月となるとキツイですよね。
そのような方には健康保険組合から貸し付けを受けることができます。
それが、「高額医療費貸付制度」で
必要な書類を揃えれば申請ができるので、詳しくはご自分が加入している健康保険組合にお問い合わせしてください。
ということで今回は、若い人でも糖尿病が増えているというお話と
2型糖尿病の医療の治療についてお話してきました。
脅かすようなお話ばかりになってしまいましたが
糖尿病は血糖コントロールさえ良好なら健康な人と変わらない生活を送ることができます。
諦めないで治療を続けていきましょう!
若い人もぜひ、日頃の生活習慣の見直しをしてみてくださいね。
次回からは自分でできる治療のお話をすすめていきたいと思います。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
皆さまの精神と身体の健康を心からお祈り申し上げます。
webライターやってます。