あっという間にあの世行き?アルコール依存症の平均寿命
平均寿命52.5歳。
これはアルコール依存症の人の平均寿命です。
50代前半なんてまだまだ若いですよね。
それなのに多くの方が命を落としてしまうなんて...。
それがアルコール依存症の運命なのでしょうか...。
でも私は61歳。
何で生きてるかってお酒をやめたからです。
そんなに長生きはしなくてもいいけど、50代で死んでしまうのは切ないですよね。
何で、アルコール依存症の平均寿命は52.5歳と短いのでしょう。
今日は、その秘密?を探ってみたいと思います。
ぜひ、ご覧くださいね♪
目次
あっという間にあの世行き?
アルコール依存症の平均寿命が52.5歳だと初めて知った時はショックを受けました。
そんなに早いの?
そんなに若くて死んじゃうの?
アル中になったら、あっという間にあの世行きじゃありませんか!
アルコール依存症の芸能人の死
そう言えば、芸能人でアルコール依存症だと噂されていた人は早く死んでいたような。
私は昭和の女なので古い人しか知りませんが(笑)
有名なところでは歌手の美空ひばりさんや漫才師の横山やすしさん、俳優の石原裕次郎さんがいますよね。
元政治家の中川正一さん、赤塚不二夫さん、尾崎豊さん、春一番さんと書ききれません。
この方たちの年齢を見てみると、まぁ一概には言えそうもないけど。
でも、皆さん肝臓を病んでいたようです。
そりゃあ、病みますよねあちらこちら、芸能人とはいえ普通の人間なんだもの。
アルコール依存症になると、地位も名声も財力も関係ないということがよ~く分かります。
また、人生の勝ち組と思われる芸能人やミュージシャンに多いアルコール依存症。
なぜ、彼らはアルコール依存症になりやすいのかを解説しています。
それについては下の記事を参考にしてくださいね▼
誰もがアルコールに勝てない
アルコール依存症になって亡くなってしまうのはなにも芸能人ばかりではありません。
それは、アルコール依存症になるのは誰にでもあり得るからです。
年齢や性別、社会的立場など全然関係なく
どんなにお金持ちでも、どんなに有名でもどんなに賢くてもどんなに真面目でも関係なく、無差別になる時はなるのです。
誰もがアルコール依存症に対しては何の力もない、そして私たちアルコール依存症はアルコールには全くの無力な存在なのです。
アルコールと喧嘩しても勝つことはできません。(何度試しても無理だということ)
なら、勝てないと分かっている喧嘩はしないに限りますね。
素直に断酒しちゃったほうが身のためでしょう(笑)
なぜ、早く死んでしまうのか
なぜ、早く死んでしまうのかって、そりゃ当たり前ですよね。
お酒やめないんですもの。
アルコール依存症で何の疾患もない人っているのかしら?
内科での治療は受けたものの
日本人の50人に1人がアルコール依存症だと言われているらしいですが、そのほとんどの人が内科でしか治療してないとか。
アルコール依存症の治療については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
アルコール依存症の人数に対して治療してる人たちはどれぐらい?
上記の記事にも書いてありますが、お酒を長期間、しかも大量に飲んでいると必ずといっていいほど身体を壊します。
そうすると、みんな病院に行って内科を受診しますよね。
で
「これは肝臓が悪くなっていますね。」
「これは胃がやられてますね。」
「これは膵臓が悪くなっていますね。」
などと診断され通院、あるいは入院することになるでしょう。
そして、数週間~数ヶ月治療を受けます。
すると、身体的な数値は良くなるのです。
数値が良くなれば気分も晴れやか
「さ、今日からまた飲めるぞ!」ってね。
そしてまた、内科を受診するのです。
そしてまた、一時的に良くなるからまた飲む、の繰り返し。
それが私でした。
ねぇ、何で内科の医者は
「この人変だよ、精神を患っているんじゃないの?」って思わないの?
だって、何回も何回も書きますが肝臓の数値、γ-GTPが15,000ですよ(-_-;)
私が医者から言われた言葉は
「あんたも懲りないね~。」で終わり。
で
身体はどんどん悪くなるばかり、命を縮めてしまうのです。
当たり前じゃ、自業自得だろ!
でも私は生きてる、断酒したから。(妖怪だからではありません)
でも、待って、内科の医者は精神的に病んでいると思わないの?
アルコール依存症は精神的なもの
私のように内科での治療を何回も受けたもののお酒を大量に飲んでしまう心境を治療の視野に入れないのは当然なのでしょうか。
内科だけの治療では治らないんです、アルコール依存症は...
なぜ、精神的な治療が必要だと教えてくれなかったのでしょう。(もう20年程前の話です)
やっと気がついてくれた旦那
何回も何回も大量飲酒で気絶する、激しい嘔吐を繰り返す、苦しみのた打ち回っている。
こんな状態で救急外来に連れて行ってくれたのは亡き旦那でした。
旦那も最初の頃はあきれたり、怒ったり、暴力を振るってくることもあったのですが
あまりにも苦しみながら飲む私の姿にさすがに何かを感じたのでしょう。
「これはただの大酒飲みじゃないな。」って。
やがて、苦しむ私が不憫になったのでしょう。
旦那も初めて本物のアルコール依存症という言葉を意識しだしたのです。
救急外来の医者の言葉
私がアルコール依存症になって救急車に乗って病院に行ったこともありましたが、旦那に連れて行ってもらったことも。
もう本当にどうにもならない状態でした。
苦しくて苦しくてしょうがないのに、飲まなくちゃならない、飲まないと苦しいし、飲んでも苦しい。
大量に噴水のような嘔吐を繰り返しながらまた飲む。
寝ても立っても這ってもいられない。
そんな私を車に乗せ病院に連れて行ってくれるのですが、旦那も内科的治療だけだと思っています。
処置室で点滴すれば治ると思っていたのです。
まるでパニック障害のように激しく呼吸し、苦しむ私に医者は
「これはなにか精神的な原因があるのかもしれませんね。」
と言ってくれたのです。
だが...
旦那はあまり深くは考えていなかったようです。
だって、もしかしたらその精神的な原因に自分が含まれているかもしれないから?(笑)
こんなに妻想い?の旦那も今年の1月に膵臓ガンで亡くなってしまったのですが
ところが、どんな素晴らしい妻想いかと思いきや
なんと!旦那は保険にひとつも入ってなかった...
その理由はというと、これほどまでにお酒を飲んで身体を壊しているのだから絶対、自分 より先に死んでしまうだろう。
絶対に俺のほうが長生きだ!
と思っていたから...だそうです。
かと言って、旦那のほうが先に死にそうなので保険に入ります...と言ってもどこの保険会社も相手にしてくれませんよね...(´;ω;`)ウゥゥ
そんな後悔を残したまま旦那はあの世に召されてしまったのですが
皆さんにはそんな後悔なんかして欲しくない。
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アルコール依存症の治療
上述のように、アルコール依存症はいくら内科だけで治療をしても根本的な回復は見込めません。
内科で治療して身体を治しても心や脳を治さなければお酒をやめることはないからです。
並行して治療を受ける
だからと言って、精神的な治療さえ受けていれば身体的な治療を受けなくてもよいかと言えばうそになります。
まずは、アルコール依存症で壊してしまった身体を回復させながらアルコール専門病院でのプログラムを。
アルコールによって死んでしまう大きな原因は、肝硬変、心不全、そして不慮の事故があります。
これらを治療せず命を落としてしまう平均年齢が52~53歳だとされているのです。
このような人たちは自分がアルコール依存症だと知っていたのでしょうか。
もし、知っていればお酒をやめる機関につながれたかもしれませんよね。
そこでお願いなのですが、内科のお医者さまもただ身体を診るだけではなく、依存症者たちが専門病院につながり
並行して治療を受けるように促していただきたいと思います。
病識を得ることでアルコール依存症の平均年齢もグッと上がるかもしれませんね。
アルコール依存症の病識については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
お金がなくても大丈夫!アルコール依存症の治療は生活保護受給者でも受けられる
アルコール依存症の平均年齢が短いことは断酒すれば防げます。
あなたも断酒して第二の人生を楽しみましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの精神と身体の健康を心からお祈り申し上げます。