なぜミュージシャンはアルコール依存症が多いの?

皆さん、こんにちは!
アルコール依存症のバービーです。
皆さん、音楽は好きですか?
きっと好きですよね。
私も飲酒中は音楽が大好きでした。
でも、断酒してからはあまり聴くこともなく、やっぱり音楽って疲れた心に必要なものなんだな~って実感しています。
ところで、音楽をやっている人、世間一般的にはミュージシャンと言われる人にアルコールや薬物の依存症が多いというイメージがありませんか?
それって、なぜなのでしょう。
今日は、そのあたりを探ってみたいと思います。
ぜひ、ご覧くださいね♪
目次
良い音楽のためにアルコールが必要?
正直言って、私はあまり音楽やミュージシャンのこと知らないので語る資格はないかもしれません。
でも、ミュージシャンの方が抱えている心の痛みだけは分かる気がします。
ミュージシャンの方、皆さんがそうではないかもしれませんが、良い音楽のためにはお酒や薬物が必要だったようです。
アルコール(薬物)は魔法
ここで、あるミュージシャンを例にあげてみますね。
彼の名前は「森重樹一」さん、ロックバンドのZIGGYのボーカルでした。
1988年に発売された「GLORIA」は50万枚の大ヒットとなったようです。
彼は、真面目で繊細な男性でした。
勉強もできて早稲田大学に入学すると「哲学」を学びます。
お酒のきっかけは、先輩から「いい歌をうたうためには睡眠が重要」だと言われてから。
睡眠をとるためにお酒を使う人はたくさんいます。
そこからはもう皆さんご存知ですよね。
坂道を転げ落ちるのは簡単です。
それでも、36歳で結婚します。
しかし、お酒が止まることはありません。
良い睡眠を得るために使っていたお酒で、やがて睡眠が全く取れなくなります。
魔法だったお酒が効かなくなってしまうのです。
24時間、お酒が手放せなくなるまでそう時間はかかりません。
被害妄想がひどくなり人から見られている妄想にかられサングラスが欠かせなくなります。(ちなみに私は今でもサングラスが欠かせません^_^;)
子どもも生まれるのですが、彼のお酒はますますひどくなり妻から離婚を迫られることに。
そこで、彼ははじめて自分のお酒の問題に向き合い、治療を受けることを決意します。
もう、アルコール依存症の典型的なパターンですよね。
現在、彼は10年近く断酒できているとか。
通院、投薬、自助グループという三本柱をしっかり守り、アルコール依存症と向き合いながら音楽を続けているようです。
アルコールは創造性を高める?
皆さんも経験ありませんか?
まだ、アルコール依存症になる前、いや、なってもかな。
少しお酒が入ると感性が働くというか研ぎ澄まされるような感じ。
何だか、色んなアイデアが浮かんできたりしましたよね。
それって、ミュージシャンや何かを作る人たち、そうクリエィティブな人は特にあるみたいです。
お酒とクリエィティビティの関係
こんな私ですが、やっぱりお酒が入ると冴えましたね~(笑)
何かひらめくんですよね。
それに、カラオケもお酒飲んでいるほうが上手だったような...
私もクリエイティブだったのかな(意味が違う?)
ここでは、ある研究結果をお伝えしましょう。
オーストラリアにあるグラーツ大学の研究チームは、アルコールが創造性にどのような影響を与えるのか調査をしました。
その調査は、実務能力を計測するテスト、創造的な問題解決能力を測るテスト
そして発散的思考力を測るテストという3つのテストで対象者は19~32歳の70人。
そして、ビールでアルコールをほどほどに摂取するグループとノンアルグループに分けます。
また、アルコールを摂取するグループでは一人ひとりの血中アルコール濃度が約0.03%になるように性別や年齢、体重なども考慮しています。
創造性は向上された
研究の結果、アルコールであるビールを摂取した対象者は実務能力は低下したものの創造的な問題解決の能力は向上が見られたようです。
その一方、発散的な思考力についてはアルコールを摂取してもしなくても影響はなかったということです。
アルコールは少量なら創造性が高まる?
アルコールを摂取するとなぜ、創造性が向上するのか。
それでは、アルコールをたくさん飲んでも創造性は高まるのでしょうか?
アルコールは視野を広げる
お酒を飲むと無意識にほかのことは考えなくなってしまうことがあるのでしょうか。
そうではなく、きちんと意識下で行うことと、自分の内側から湧き出てくるものの相互作用で成り立つようです。
皆さんも思い当たりませんか?
普段は、認知的制御によって理性が前面に出ます。
ところが、お酒を飲んでいい気持ちになると視野が広がって上記の相互作用により創造性が高まり創造的な思考が向上しやすくなるってこと。
但し、アル中さんのようにたくさん飲んでしまえば創造性も何もありません、あくまでも少量だということがポイント。
やっぱりコントロールが必要
そうかと言って、飲みすぎてしまえば創造性が高まるどころか失敗の連続になってしまうのは言うまでもありませんよね。
クリエィティビティだと言われる、ミュージシャンや小説家。
つまり、アーチストたちもほんの少しのお酒なら創造性も高まり良い作品ができあがるかもしれません。
しかし、あまりにもアルコールに頼り過ぎてしまいアルコール依存症になってしまうクリエィティビティさんもたくさんいるようです。
お酒のコントロールが難しいのは凡人もクリエィティブな人も変わりがないのですね。
アルコール依存症のミュージシャン
ここ数年、アルコール依存症の芸能人たちの話題がお茶の間を賑わしていましたね。
皆さんの記憶に新しいところでは、元TOKIOの山口達也さん、元モー娘。の吉澤ひとみさんもそうです。
しかも、ただのアルコール依存症じゃない、問題を起こしてしまいましたね。
不祥事を起こしてしまうから目立つ?
やはりミュージシャンは多いようです。
山口達也さんは女性へのセクハラ不祥事、吉澤ひとみさんは飲酒運転で人身事故を起こしてしまいました。
お2人とも普段から酒癖が悪かったり、飲酒して仕事場に向かったりしていることがあったようです。
まぁ、アルコール依存症の人は皆さん何かしらの不祥事を起こしていますけどね。
そして、不祥事と言えば忘れられないのが元スマップの草彅剛さん。
不祥事中の不祥事、アル中さんアルアルの全裸事件!
気持ちが分かるという人も多いのではないでしょうか。
私も、飲酒中は露出狂気味でした^_^;
やはり、何もかもから解放されたくなるのですよね。
そしてこの方もミュージシャン、もう今の若い人はあまりご存知ないかもしれませんが、尾崎豊さん。
1980~1990年代の初めにかけて若者のカリスマとして崇められていたロックアーチストです。
彼の歌う曲が若者の気持ちを包み込んでくれました。
若者の気持ちを代弁してくれた歌詞が若者の心をギュッとわしづかみしたのです。
しかし、そんな彼も曲作りに悩みお酒や薬物を使い魔法の力を頼るようになってしまいます。
そしてついには、26歳という若さで覚せい剤中毒となりこの世を去ってしまったのです。
やはり、尾崎豊さんもお酒や薬物という魔法の力を使って良い作品を作りたかったようですが、コントロールができなくなってしまったのですね。
ミュージシャンは芸能人なので目立ってしまうのでしょうか。
断酒に成功しているミュージシャン
アルコール依存症の芸能人でも断酒に成功している人もいます。
有名なところではイギリスのミュージシャン、エリック・クラプトンさん。
彼は断酒施設の役員を務めるなど依存症者を支援するための活動もされていますよね。
日本では、かなりの古株ですが郷ひろみさんもアルコール依存症だったと噂されています。
郷ひろみさんて、健康(サプリ)オタクのような気がしますがお酒も飲まれていたんですね。
でも現在は、しっかりと断酒されて真の健康オタクのようですから安心です。
もちろん最初にご紹介した森重樹一さんも今は断酒に成功して健康オタクになっているとか。
そうなのです、アルコール依存症の人は断酒が落ち着くとなぜか筋トレに励んだりして健康オタクになる人が多いようです。
実は私もその1人。
なんせ私は「健康管理士一般指導員」、文部科学省後援「健康管理能力検定1級」の資格を保有していますからね(笑)
そこで、最近私がはじめたトレーニングでオススメしたいものがあります。
それが、こちらのフォームローラーSTEADYです!
このローラを使って筋肉をほぐすことで肩こりや首こり、腰痛なども改善できるようです。
自宅で簡単にできるので一家に一台あると重宝ですよ。
あなたもお酒でカチカチになった体をほぐしてみませんか!
まとめ
今日は、なぜミュージシャンはアルコール依存症が多いのかを探ってみました。
しかし、ミュージシャンだからということではありませんでしたね。
クリエイティブな人がアルコール依存症になりやすいということはあるようですが、それは良い作品を作りたいため。
ただ、ミュージシャンは芸能人なので依存症であることが露出しやすく目立ってしまうのでしょう。
でも、断酒に成功するのも、飲み続けて死に至るのも何ら私たちと変わりはありません。
彼らも私たちと同じ人間なのですから。
皆さんも断酒して健康な体を取り戻してみませんか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの心と身体の健康を心からお祈りいたします。