うつ病だと痩せる?太る?体重が変化する理由4つ
最近、寒いせいで体温を上げようとするのか食欲が増して増してしょうがないのですが...
なんて言い訳(笑)
なぜ、こうも私のお口は卑しいのでしょう。
私たちが食べ物を食べるのはもちろん幸せな気持ちないなるから~。
と、エネルギー源を補給して生命を維持するためなんですよね。
ところで、うつ病さんって体重が極端に減ってしまう人と増えてしまう人がいるようですけど、なぜなのでしょうか?
うつ病によって、食欲までが支配されてしまうのですかね。
そこで、今回はうつ病で痩せたり太ったりする理由を考えてみましたよ。
ぜひ、ご覧くださいね♪
目次
うつ病だと痩せる?太る?
うつ状態になると心身が疲れているので一般的には痩せているイメージがありますが、どうなのでしょう。
うつ病の症状によって痩せてしまう人と太ってしまう人がいるのかしら?
うつ病で食欲が変わる
一般的?なうつ病さんのイメージってちょっと病弱っぽくって痩せているイメージですよね。
健康な人でも心身にダメージが起こると食欲がなくなります。
仕事で何かミスをしたり、失恋したりすれば誰でも食欲ってなくなりませんか?
もちろん、何かの疾患でも食欲はなくなるでしょう。
でも、それって結構一時的かもしれません。
うつ病の症状をみると、食欲不振または過食ともあります。
では、うつ病さんは食欲不振と過食を繰り返すのでしょうか?
決してそうではないようです。
以前もお話したことがありますが、うつ病でも定型うつ病とあまり知られてない非定型うつ病とがあります。
定型うつ病・非定型うつ病については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
私たちがよく知っているのは定型うつ病であまり馴染みのないのが非定型うつ病です。
うつ病の種類によって痩せてしまうことも太ってしまうこともあるということのようですね。
体重が変化する理由3つ
うつ病でも定型うつ病と非定型うつ病があることがわかりました。
その違いから体重が変化することがあるようです。
その理由とはどんなことなのでしょう。
理由1.ストレスで副交感神経の働きが抑制される
食欲がなくなるのは定型うつ病で、そうなると当然、体重も減少してきますよね。
うつ病の原因の1つにストレスがありますが、過度なストレスは自律神経のバランスを崩してしまいます。
自律神経については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
胃腸機能は副交感神経が優位になると活発になるのですが、自律神経のバランスが崩れていれば副交感神経も優位に働くことができません。
そして、うつ病の原因であるストレスは交感神経を優位にさせてしまいます。
うつ病の症状には、吐き気や胃の不快感などもあるので食欲がなくなるのも納得です。
その結果、ダイエットなんかしなくても痩せてしまうのでしょう。
理由2.うつ病で味覚が変わる
うつ病の症状には、これまで楽しいと思ったことが楽しくない、好きだったことにも興味がなくなるなんてありましたよね。
食べ物にもそれと同じことが起こっていて味覚が変わってしまうようです。
以前は大好きだったお肉も美味しくない、ケーキも食べられないなんてことも。
実は、うつ病になると脳にある味覚中枢にもダメージを受け、今まで美味しいと思っていたものにも味覚を感じられなくなるんですって。
理由3.不安な気持ちをごまかすため
体重が増えてしまうのは非定型うつ病の人に多くみられるようです。
非定型うつ病の人の症状は定型うつ病の人と反対に過食とあります。
こちらも当然のように食べすぎることで体重が増加してしまうのですね。
非定型うつ病の人は、不安な気持ちを食べることで抑えようとするのだとか。
わかるような気がしますね、アル中の私には...。
不安な気持ちをお酒で抑えようとしていたのですから。
でも、お酒なら不安な気持ちが消えるのも理解できますが、食べ物でも不安な気持ちがなくなるのでしょうか。
何かを食べていれば気持ちが落ち着く、これもやっぱり原因はストレスなんでしょうね。
食べ方は違えど定型うつ病と同じように自律神経のバランスを崩してしまい、副交感神経が優位に働かなくなってしまうのでしょう。
本人は好きで食べているわけではないので、きっとつらいのでしょうね。
心の穴を埋めるのがお酒なのか食べ物なのか...
人間の脳って本当に不思議ですよね。
理由4.薬の副作用?
うつ病の症状を抑えるための薬なのに、服用することで食欲不振になることも。
抗うつ剤の薬で食欲不振の副作用が出るのはSSRI やSNRI。
吐き気や下痢などの副作用もあるので食欲が出ないのもうなずけます。
これらの薬を服用しても効果を感じるようになるまでには日数がかかり、「副作用ばかりが現れる」と思ってしまうこともあるようです。
また、体重増加の副作用があるのがNaSSA。
薬を飲んでもあまり変わらなし副作用ばかりがあるからと勝手に断薬せずにお医者さんに相談してくださいね。
腸は第二の脳
食欲といえば体で関係する器官に腸がありますよね。
腸は第二の脳といわれていることは皆さんもご存知でしょう。
最近では「腸脳相関」などという言葉もあって腸と脳の関係が深いことも解ってきています。
腸は感情にもかかわっている
何でお腹にある腸が感情にかかわってるの?
と、思われる方もいることでしょうが、腸には脳の次くらいに神経細胞が存在しているんですよ。
たとえば、こんな経験をしたことがありませんか?
・緊張するとお腹が痛くなる、トイレに行きたくなる。
・嫌な仕事(学校)に行こうとするとお腹の調子が悪くなる。
これって、感情から腸に行ってるってことですよね。
感情とは情動であり、脳の偏桃体という部位が司どっています。
うつ病は脳の病気なので、ストレスを受けたつらさが腸に影響することも納得できますよね。
そして、やっぱりうつ病さんは下痢や便秘などの腸のトラブルを抱えている人が多いのだそうです。
腸を鍛えればうつ症状も改善?
うつ病で苦しい、それなのにいつもお腹の調子が悪い。
それではWパンチというものです。(実際はもっとパンチが多いはずですが)
それならせめて、お腹の調子を整えて下痢や便秘を防いでみませんか?
でも、「腸の調子が悪いからうつ病になるわけではないよ」と思う人もいるかもしれません。
ところが、中には慢性的な軽い脳の炎症によってうつ病が起きるという考え方もあるようですよ。
体や脳が炎症を起こしているときは誰でもやる気が出ず、憂鬱(ゆううつ)になるものです。
脳と腸の関係が明らかになった近年では腸に悪玉菌が増えることで腸の粘膜に炎症が起き
その炎症が血流に乗って脳にも炎症を起こすということ。
それなら腸を鍛えれば脳の炎症もなくなりうつ病の症状も改善できるのではないでしょうか。
腸内細菌の働きを知り腸活をしよう!
今やブームともなっている「腸活」
「腸活で脳活」なんていわれることもあるようですよ。
まずは、腸内細菌の種類から見ていきましょう。
善玉菌:免疫力の向上・悪玉菌の侵入や増殖を防止・腸の蠕動運動を促進など
主な細菌➡ビフィズス菌・乳酸菌
悪玉菌:腸内の腐敗・免疫力の低下・毒素、ガス、発がん物質の産生など
主な細菌➡ウェルシュ菌・ブドウ球菌・大腸菌
日和見菌:善玉菌と悪玉菌の優勢なほうの菌の働きをする
主な細菌➡バクテロイデス・嫌気性レンサ球菌・ユウバクテリウム
腸活にはもう、皆さんお試しのこともあるでしょうが
やっぱりヨーグルトや乳酸菌飲料などの※プロバイオティクスの摂取がおすすめです。
※プロバイオティクス:生きたまま腸に届く体に良い働きをする微生物やそれを含む食品
(ヨーグルト・乳酸菌飲料・チーズ・納豆・キムチ・味噌など)
そして、それらのプロバイオティクスの働きを高めてくれるのが※プレバイオティクスです。
※プレバイオティクス:善玉菌の増殖促進や悪玉菌の増殖を抑制することで活性を高め体の役に立つ難消化性の食品成分
(穀類・イモ類・豆類・野菜・海藻類・果物など)
プレバイオティクスの代表的なものにには食物繊維やオリゴ糖がありますが、これらは腸まで届いて善玉菌の餌になります。
ヨーグルトなどのプロバイオティクスを摂取するときはプレバイオティクスを一緒に食べることで、より腸内の働きが発揮されるようです。
例:ヨーグルトとバナナを一緒に食べる
(注意:乳酸菌やビフィズス菌は胃酸に弱いという性質があるので空腹時や食前はNGです。空腹時を避けましょう)
そして、大切なことは毎日摂り続けるということ。
1日や2日食べてもあまり期待できないので継続して食べてくださいね。
日頃の食生活では自信がないという人にはサプリの摂取でもOK!
こちらの菌トレ習慣で腸活しましょう!
【菌トレ習慣】価格:1,880円(¥31 /粒)
腸内細菌の働きを最大限発揮させて脳の炎症も防げばうつ病の症状もで減できるのではないでしょうか!
もちろん、心身ともに健康だ!という人にもおすすめですよ。
私も毎日、ヨーグルトや納豆、バナナ、ブロッコリーなどは欠かしません。
ぜひ、皆さんも試してくださいね。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
皆さまの精神と身体の健康を心からお祈り申し上げます。
webライターやってます。