これってうつ病?それとも自律神経?わからないんだけど!
いきなりですが、うちの次女がここのところズーっと体調が悪くて、気分も沈みがち。
色々な病院に行ってもこれという明確な診断がつかなくて悩んでいます。
職業は看護師なので、病気に対しての知識も一般の人よりはあると思うのだけど、なかなか難しい症状のようです。
そんなこんなでイライラするのか、旦那に八つ当たりをしてしまうようで焦った旦那がこっそりネットで本を買ってくれました。
それが「結局、自律神経がすべて解決してくれる」
今日は、その症状がうつ病なのか自律神経なのか考えてみましたよ。
ぜひ、ご覧くださいね♪
目次
自律神経ってどんな神経?
若いころはあまり聞かなかった自律神経という言葉、何だか30歳を過ぎたころからよく聞くようになったと思いませんか?
いったい、自律神経って何なの?
不定愁訴?
女性も30歳を過ぎるころから、毎日何となく怠い、生理痛(pmsも)がひどい、疲れが取れないなどと
これといった病気でもないのに※不定愁訴的な症状で悩む人が多くいるようです。
※不定愁訴:なかなか原因を特定できない体の不調
え?私はどうだったかって?
私は30歳位の時は、お酒を毎日飲んでいましたけどまだアル中にはなっておらず元気モリモリでした^_^;
そんな健康優良?ママから生まれた次女なんですが
やはり子どもを生んだ32歳ころから体調を崩すことが多くなり、困っています。
次女は子どものころは特に大きな病気をしたこともなく、ただいつも鼻の調子が悪く鼻炎傾向ではあったのですが
大人になって初めて※「鼻中隔湾曲症」という病気だったことが判明しました。
※鼻中隔湾曲症:鼻の穴を左右に隔てている壁(鼻中隔)が曲がっていることで鼻づまり、いびき、嗅覚障害などの症状が現れる病気
そのせいで、いつも鼻の調子が悪く副鼻腔炎などになっていて体調も崩れやすいのかと思っていたのです。
次女の症状は鼻の副鼻腔炎のほかに怠い、気持ちが悪い、クラクラとめまいがする、あとはちょっとHSP気質でもあるようです。
それで耳鼻科はもちろんのこと、甲状腺の疑いもあるので検査をしたり婦人科系の検査もしましたが特に異常ナシ。
まさに不定愁訴そのものだったのです。
そこで、年の功だけは優れて?いる私は次女の症状から見て「自律神経」の関係ではないかなと思っていたところ
次女の旦那が妻からの攻撃に耐えられず「結局、自律神経がすべて解決してくれる」を購入したようです(笑)
自律神経とは
自律神経のことはこのブログでも何回かお伝えしていますが、イマイチ分りにくいかもしれません。
簡単に言うと、体調を整えてくれる神経なのです。
私たちは毎日、意識して動かしている神経、例えば歩こうと思うと脳に足を動かすように指令することで足は動きます。
そのような神経は体性神経と言いますよね。
それに対して、意識したり指令しなくても動く、例えば心臓に「今から動いて」と思わなくても常に動くし
呼吸しようと思わなくても息はしてますよね。
それが自律神経で人が生きている限り絶対必要な神経。
そして、自律神経には2つの神経があって交感神経と副交感神経になるのですが、この2つの神経の働き方のバランスが大事。
交感神経と副交感神経
交感神経と副交感神経を説明するとよく使われるのが
交感神経はアクセルの働きで副交感神経はブレーキの働きだと。
交感神経が働くのは緊張したり興奮したりストレスを感じる時、アクセルとなります。
例えば、これからあなたはみんなの前で歌をうたわなきゃならない、どうですか?
瞳孔は開き手には汗、心臓はドキドキ緊張と興奮でストレスを感じる。
こんな時は交感神経が優位に働いています。
反対にリラックスしたり休んでいる時に働くのが副交感神経、ブレーキですね。
みんなの前で歌をうたって大好評だった夜、就寝時は気分も良く心身ともにリラックス、ゆったりとして休めますよね。
そんな時に優位なのが副交感神経です。
現代病が原因
現代の人はお仕事で自律神経のバランスを崩してしまうことを無意識にしているのをご存知ですか?
例えば、お仕事でパソコンを使う人。
パソコンでお仕事は自律神経に影響
これから仕事だ~というのにあまり副交感神経が優位で始める人はいないと思うのですが
とりあえず仕事なので戦闘モードとなり交感神経が優位に働くはずです。
しかし、仕事でパソコンを使うとなると、パソコンの画面を眺めなくてはなりませんよね。
そして、そのパソコン画面はあなたから遠い?近い?
人は近くを見る時は目の毛様体筋が収縮するため体がリラックスする副交感神経が優位に働きます。
どうでしょうか?何か矛盾を感じてしまいませんか?
お仕事体制に入る時は交感神経が優位になっているはずですよ、普通は(笑)
しかし、パソコン画面を見る時は副交感神経が優位になってしまうのです。
これが、自律神経のバランスを崩してしまうということにつながるようです。
その結果、仕事をやらなきゃならないと思っているのに
パソコンの画面を見ていると眠くなったり怠くなってやる気をなくしてしまうことにも。
もちろん、みんながみんなではないので一概にはいえませんけど、分かりやすい例でお話しました。
特に30歳を超えると目の老化が少しずつ進み毛様体筋が力みやすくなるので注意が必要ですよ。
望遠鏡でも使えばいいのですかね(笑)
スマホの使い過ぎもご用心
これは私も人のことは言えないのですが、スマホの長時間見すぎ使い過ぎは危険です。
スマホの使い過ぎで「スマホ首」と言われる症状が現れることもあり、首に負担をかけるため神経の圧迫が不眠などを招いてしまうようです。
アメリカの調査では、スマホ使用によってうつ症状が上昇、そればかりか希死念慮との関係までささやかれています。
詳しいことはわかりませんが、スマホを長時間使用することで首や肩こりなどの痛みがストレスとなり交感神経が優位に働いてしまうのでしょう。
夜になり眠ろうと副交感神経が優位に働くはずなのに痛みがストレスとなり
交感神経が優位になってしまい眠れず自律神経のバランスが崩れてしまうことがあるようです。
それが、倦怠感や頭痛の原因にも。
睡眠前にスマホを使用することで脳が興奮してしまうことも考えられますよね。
どちらにせよ、パソコンやスマホなど現代文明の発展が
うつ病や自律神経の病いを招き現代病となっているのではないでしょうか。
結局、これってうつ病?自律神経?わからないんだけど!
結局、自律神経がすべて解決してくれる 価格:1650円
著者:順天堂大学医学部教授 小林弘幸
こちらの、「結局、自律神経がすべて解決してくれる」を読めば、自律神経のすべてがわかります(笑)
もっと詳しく自律神経を知りたいという方にはおすすめです。
結局のところ、私には次女のその症状が不定愁訴なのかうつ病なのか自律神経なのか見極めがつきません。
だって、症状がとても似ていて区別がつかないんだもん(プンプン)
ただ、不定愁訴も自律神経もうつ病に移行してしまうことはあるようです。
そして、どちらもストレスが原因で発症しやすいことも。
うつ病は精神症状がハッキリと現れること、生活に支障を来すこともあります。
うつ病の初期症状については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
起きれない!やる気が出ない。うつ病の初期症状を6項目でチェック!
本当に難しいですね、特に女性はホルモンのバランスもあるので、症状を複数抱えてしまうこともあるのです。
基本的には規則正しい生活を心がけることで生活リズムも整います。
規則正しい生活とは、いつも言っているように栄養バランスの摂れた食事、適度な運動、質の良い睡眠ですね。
早寝早起きは三文の徳~なんてね、昔の人は良いことを言ったものです。
生活リズムが整うと自律神経の乱れやホルモンの内分泌機能も改善しやすいのでストレスに対する抵抗力も高まりますよ。
そして、セロトニン効果を感じていただきたいです。
セロトニン効果については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
あ、ちなみに私は長時間スマホで韓国ドラマを見ていますが常に副交感神経が優位なので自律神経のバランスは崩れません(それはそれでダメ!)
おかげさまでストレスもたまらずお金もたまりません(-_-;)
上記のような症状で心配のある方は早めの受診をおすすめします。
病院の選び方については下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
また、季節の変わり目も寒暖差が激しいことから自律神経のバランスを崩しがちです。
身体を冷やさないように気をつけましょう。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
皆さまの精神と身体の健康を心からお祈り申し上げます。
webライターやってます。