起きれない!やる気が出ない。うつ病の初期症状を6項目でチェック!
うつ病の人に「頑張って!」という声掛けはしてはいけないと聞きますよね。
でも、そのつらそうな顔を見るとついつい「頑張って!」といいたくなってしまいまうのが人間です。
うつ病でない人でも毎日たくさんのストレスを受けて、日々つらい思いと闘っているのが現実。
でも、これが一時的なものだったら良いのですが、2週間以上続くとうつ病になってしまうようですよ。
そこで、今回の記事では本当にうつ病なのか一時的なうつ状態なのかを見極めるためのうつ病の初期症状をチェック。
あなたはいくつ当てはまりますか?
目次
うつ病の初期症状
うつ病って私が若いころはあまり聞いたことがなかったような病名です。
もっとも、お酒ばかり飲んでいたので知らなかっただけかもしれませんけど(;’∀’)
それが、うつ病という病名が日本中に知られるようになったのは「うつ病は心の風邪」というキャンペーンのもとで
うつ病が精神科や心療内科の病気であるイメージを変え、誰もがうつ病を発症しやすいという認識が広がってからのようですよ。
うつ病の初期症状6つをチェック!
以前のブログにも書いたように私もうつ病の経験者です。
でも、私の場合はアルコール依存症によるうつ病だったのでお酒をやめることでうつ病の症状は少しずつなくなりました。
通常、うつ病の初期症状や段階的な症状にあまり明確な基準はないとされています。
それでも比較的、自分で気がつきやすい症状が次の6つです。
1.不眠
そういえば、お酒のせいもあると思いますが、眠れなくなったんですよね。
それで、ナイトキャップ代わりにお酒の力を借りたんだけどお酒は眠りを浅くするだけなんて知らなかった。
2.気分が重くやる気が出ない
本当に「やる気スイッチはどこにあるんだろう🎶」みたいな感じで何もやる気が出ないことってありますよね。
気分は重くやる気が出ないんだけど仕事は行かなくちゃならない、でも起きれない!
この状態を世間では怠け病という...誤解されてさらにつらくなる。
3.不安
これといった理由もないのに漠然とした不安感が襲ってくる。
そのために、心臓がどきどきしたり呼吸が苦しくなったりすることも。
また、暑くもないのに冷汗が出てくることありませんか?
4.頭痛
風邪をひいているわけでもないし、熱があるわけでもないのに頭が痛いことが増えた。
毎日のデスクワークやスマホの使用で長時間同じ姿勢でいることで頭痛を引き起こすこともあります。
5.胃痛・腹痛
女性に多いのが便秘による腹痛、忙しくてトイレの時間を確保できない人たくさんいますよね。
男性に多いのが長時間の乗り物や、会議などに不安を感じてストレスになり胃がキリキリしたりトイレに駆け込むことも。
6.食欲不振
普段はしっかり食べられるのに「最近、食欲がないな」なんて、意外とうつ病の初期症状だったりするようですよ。
美味しそうな食べ物をまえに「はぁ~っ」てため息しかでないなんて。
私個人的には、人間の三大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)がなくなってくるとうつ病警戒予報だと思いますけどね。
うつ病の原因
うつ病の原因は人それぞれです。
でも、その人それぞれの原因の大元は過度なストレスではないでしょうか。
人は成長するために適度なストレスは必要ですが、過度なストレスを長期間受けることでうつ病を引き起こしやすくしてしまうようです。
それでは、うつ病の原因となるストレスをどう回避していけるかですが、これが中々難しい。
回避が難しければ予防するしかない?
また、特にこれといった原因となるストレスも感じてないのにうつ病の症状がある人は日照時間が少ないことが考えられます。
うつ病の予防と改善
このブログでも何度かお話していますが、アルコール依存症やうつ病の予防と改善には太陽の光を浴びることが効果的です。
ここでは、なぜ、太陽の光を浴びると良いのか解説していますね。
ビタミンDの働き
世界的にみて比較的うつ病患者が多い国としてヨーロッパが挙げられています。
その理由は雪国が多いこと、日照時間が少ないこと。
日本でもやはり、日照時間の短い冬にうつ状態の患者が増えるといわれていますが、これが冬季うつです。
冬季うつとは「季節性感情障害(SAD)」とも呼ばれ、特に明確な原因がないのに抑うつ症状を発症する原因だと思われているのです。
この冬季うつは、冬になると日照時間が短くなるためビタミンDの合成不足が一因ではないかといわれているようで
ビタミンDの働きというと、腸内でのカルシウムの吸収を促すことや骨や歯の形成にかかわる栄養素として知られていますが
近年の研究では、幸せホルモンである「セロトニン」の合成にも関与することがわかっているのです。
太陽の光を浴びるといっても、直接太陽を見てはいけませんよ(笑)
目の網膜が太陽からの光を感じると、脳内のセロトニン神経を刺激し身体を覚醒させ、心のバランスも整えてくれます。
セロトニンの分泌によって他にも色々な効果がありますが
セロトニン効果で睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌まで促してくれるので睡眠の悩みも当然、解決に向かいますよ!
うつ病は増えている?
最近の私のブログでも再三お伝えしているようにうつ病または躁うつ、うつ状態にある人は大変増えています。
しかも、今はコロナ禍ということでいつもは何ともないのだけど、最近、ちょっと気分が落ち込み気味という人もいるでしょう。
うつ病患者の推移
こちらの表を見てわかるように、うつ病を含める気分障害の患者数は
平成8年には43.3万人だったのが平成20年には104.1万人にもなり12年の間に2.4倍もの人がうつ病患者と診断されているわけです。
しかも、これは病院に受診した患者が対象なので、病院に行ってない患者を含めるともっとたくさんになることが予想されますよね。
うつ病は心の病気?
これも再三お伝えしているかもしれませんが、うつ病は脳の病気であり単に心だけの病ではありません。
心で感じたストレスがきっかけとなり、そのストレスで脳の働きのバランスが崩れてしまい起こるのがうつ病だと考えられます。
ですが、希望を捨ててはいけません。
最近ちょっとうつっぽいな~と感じて、太陽の光を浴びることを意識して取り入れているのに改善しないという人は
精神科、精神神経科と表示されている病院で、あるい原因が明らかに心理的な要因だと思う人は心療内科で診てもらいましょう。
私が診てもらったのは○○メンタルクリニックという名前の病院でした。
どうしても判断がつかないという人は電話で相談してから行くと良いですね。
最近の医療施設はどこもみんな親切なので心配ありませんよ(笑)
そして、一通り自分の症状を説明すればお医者様がお一人おひとりに合ったお薬を処方してくれます。
私は医療関係者ではないので詳しくはありませんが
うつ病のお薬にも幸せホルモンであるセロトニン効果が期待できる成分が含まれているものが多数あるようです。
セロトニンについては下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
うつ病になったからと1人で抱え込まないできちんと対処すれば悪化も防げますよ!
また、自分はお酒を飲みすぎてうつっぽくなったなと思われる人はお酒をやめることで改善するかもしれません。
そんな人は下の記事を参考にしてくださいね▼
きっと、以前のような自分を取り戻すことができるはずです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さまの精神と身体の健康を心からお祈り申し上げます。
webライターもやっています。