アルコール依存症を克服した60歳主婦の奇跡の備忘録

うつ病の入院基準は?精神科に入院なの?

 
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ド貧乏な家に生まれ、両親は離婚して更にド貧乏。やっと小金持ちの男と結婚できたと思ったらちょっとアウトローな男だった。 幼少期から、アル中になる素質、深い闇はあったのかもしれないけれど、結婚生活のさなか、キッチンドランカーから本格的なアル中に。子供3人育てながら毎日お酒、飲んでました…。あれからウン十年、今は全く飲んでいません。少しだけ幸せになれました。

皆さんは、入院経験はありますか?

女性だと出産で入院した人も多いかと思いますが、入院って嫌じゃありませんか?

最初の2~3日は、仕事も家事も何もしなくていいので「入院もアリかな!」なんて思うんですけどね。

なんと言っても、上げ膳据え膳でお昼寝付き~!

でも、1週間も入院していると飽きてきます。

できれば、入院は避けたいですよね。

それでも、どうしても入院しなければならないこともあります。

今回は、うつ病の入院基準と何科に入院なのかを調べてみました。

参考にしていただければ幸いです♪

うつ病の入院基準は?

毎日、気分がふさぎ込んで憂鬱、何もする気になれないしできない。

頭も痛いし、体も怠い...。

そんな症状があれば誰でもすぐに入院できるのでしょうか?

それとも何か基準があるのでしょうか?

希死念慮がある

我慢して我慢して頑張って生きようとしても、無理なんです。

何がどうって説明できないけど、とにかく「死にたい」。

その4文字しか頭に浮かびません。

ただ漠然と「死にたい」のです。

ただ漠然と「死にたい」、希死念慮は具体的な自殺方法まで考えてない状態が特徴的です。

自殺念慮がある

自殺念慮は希死念慮より、より具体的に自殺する方法まで考えています。

自死できる方法を考え、実行できるチャンスをうかがっているのです。

それだけに、希死念慮より危険性が高くなります。

余談になりますが、希死念慮や自殺念慮はうつ病の症状の1つだとしたら自殺という括りから抜けるのでしょうか。

病死とはならないのでしょうか。

自殺となると迷惑がかかるので、安楽死を願う人も少なくないようです。

日常生活で休養できない

うつ病の治療は休養が1番だとされています。

それにもかかわらず自宅では十分な休養ができない人もいますよね。

そのような状態ではうつ病の治療になりません。

たとえ、外で仕事をしてない人(専業主婦など)でも家では家事という仕事があります。

また、何かしらの事情で自宅ではゆっくり休養できない人もいるでしょう。

そのような人は医師と相談の上で入院することも可能です。

自力で日常生活が送れない

うつ病の症状が重く、自力では食事はおろか水分さえもとれない、排泄も思うようにできない。

自力で通常の日常生活が送れない人も入院の必要があるでしょう。

うつ病だという認識がなく治療を受けない

誰が見てもうつ病なのに、本人にはうつ病だという認識がなく治療を拒否する人もいます。

そんな人は、通院より入院のほうが安心して治療に専念できるのではないでしょうか。

以上、うつ病の入院基準をいくつか紹介してきましたが、うつ病の入院は患者自らでなくてもできるのでしょうか?

うつ病の症状が重い場合は自発的に入院に結びつくとは思えませんよね?

精神科に入院なの?

うつ病になってしまったみたい、でも、どこの病院で何科に行ったらいいのかわからない。

そんな人には下記の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼

うつ病のクリニックの選び方!いい病院ってどんなとこ?

それでは、うつ病は何科に入院するのでしょうか?

精神科に入院

うつ病で入院となると、やはり精神科になるでしょう。

ただ、同じ精神科での治療でもうつ病に特化した専門病院がおすすめです。

先述にもありますが、うつ病の治療で1番大事なことは休養です。

うつ病に特化した精神科なら、心身の休養に専念できます。

また、ストレスの要因からも解放され、生活のリズムも整いやすくなるようです。

もちろん、薬物治療をはじめ的確な治療が受けられます。

病院という施設なので常時、医師や看護師あるいは介護士がいるので濃密な観察になり、自殺予防にもなりますね。

入院の制度

うつ病で入院する基準がわかっても、入院って自分が入院したいと言えばできるのでしょうか?

または、家族が入院させたいと言えば入院できるのでしょうか?

精神科といえば、強制的に入院させられるイメージがありますが...

自身が望む任意入院

患者自身から望んで入院することを任意入院と言います。

もちろん、症状が改善して退院する際も医師と相談して自らの意思で退院できます。

家族等が望む医療保護入院

入院の必要があるにもかかわらず患者本人が入院に同意しない場合、精神保健指定医の判断で家族等が入院に同意することができます。

それを、医療保護入院と言いますが、家族等の連絡がとれない場合は市町村長の同意でも可能です。

家族等の同意が得られない応急入院

入院の必要があるにもかかわらず、患者本人はおろか家族等にも同意を得られない場合

精神保健指定医の判断で72時間に限り、応急指定病院に入院することになります。

危害が及ぶと判断される措置入院

精神疾患により、他人や本人に危害が及ぶ行為をしてしまう恐れがあると2名以上の精神保健指定医が判断した場合

都道府県知事の権限で措置入院になります。

このように、精神科の入院は大きく2つに分けることができますね。

1つは自ら入院する自発的入院、もう1つは自らの意思ではない非自発的入院

つまり、非自発的入院となると患者の自由も制限されてしまいます。

自由の制限と言えば聞こえがいいですが、もし、患者本人や他人に危害が及ぶ危険性があると判断されると隔離や拘束が行われることもあるようですよ。

私はアルコール依存症で入院経験はありませんが、以前、通っていたアルコール専門クリニックでのミーテイングでは

窓もない部屋で何年も過ごしていたという人の話を聞いたことがあります。

きっと、措置入院だったのでしょう、自分で退院したいと言っても叶わなかったようです。

うつ病さんはあまり、興奮したり混乱したりすることはないので他人に危害を及ぼすことはないと思いますが

希死念慮や自殺念慮があると危険だと判断されてしまいますよね。

そこまではないとしても、きついなと感じたら入院してゆっくり休養してみるのも1つの方法です。

ただし、患者が入院したいと申し出ても、できるかどうかは病院によって対応が違います。

軽ければ通院、重ければ入院ということでもないので、まずは主治医に相談してみてくださいね。

また、入院か通院か決められなくても1度は専門病院を受診して相談してみましょう。

判断力や集中力が欠如しているからこそ、専門家に委ねて(ゆだねて)みるのも良い方法かもしれません。

きっと、今のあなたにベストな治療法を教えてくれますよ!

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。

皆さまの精神と身体の健康を心からお祈り申し上げます。

 

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