依存症の成れの果て、やっぱり不摂生はダメ!

皆さん、こんにちは!
アルコール依存症のバービーです。
今年の10月は、あまり良いお天気に恵まれませんでしたね。
それなのにもう、秋も終わりに近づき冷たい風の季節に突入しようとしています。
そしてインフルエンザの予防接種を受ける時期ですが皆さんはもう、ご予約済みですか?
年を取るとこんな話題ばかりになり余計に滅入ってしまいますね~(笑)
今日は、滅入るついでにもっと滅入るような話題で恐縮なのですが、久しぶりにアウトローな旦那のその後について語りたいと思います。
膵臓ガンになってしまったアウトローな旦那、その後の塩梅はどんなもんなのでしょうか。
何か、他人事だな~。
目次
膵臓ガンは高齢者の男性に多い
以前のブログにも書いたと思いますが、膵臓ガンは高齢の男性に多いようです。
うちのアウトローな旦那も今年で71歳、これまでに散々不摂生を繰り返してきていたのですが
さすがに「膵臓ガンかもしれない」と報告を受けた時は
「ガ~ン!」とショックを隠しきれなかったようです。
意外と多い膵臓ガン
皆さんもよくご存知のように日本人の平均寿命は男性より女性の方が長い、いや、これは世界的にでしょう。
現代はガンに罹る(かかる)人も2人に1人だと言われています。
私の身内でも父親と弟が胃ガンに、父は亡くなっています。
それに引き換え母親はというと、もう毎日のように死にそうな声で体調の悪さを訴えていますが81歳の今でもしっかりと1人暮らしをしています。
私は毎朝ウォーキングをしていて、私より先輩のお姉さま方とお話をする機会があるのですが
旦那さんを膵臓ガンで亡くされている人が3人もいたのです。
やっぱり、どちらかと言うと女性より男性のほうが喫煙率も飲酒率も高いからなのでしょうか。
だからこそ、申し上げます。
不摂生な生活をバカにしてはなりません!
もちろん、膵臓ガンの原因がこれに限るわけではなく、たまたまということもあり得ます。
不摂生な生活とは
お恥ずかしながら、私も不摂生な生活を繰り返していたためアルコール依存症になり糖尿病にもなってしまいました。
もう不摂生な生活そのもの、典型的な不摂生パターンを繰り返していたのです。
毎日、朝から酒をあおってタバコを吸いまくり食事も適当。
寝る時間も起きる時間も適当、もちろん運動の「う」の字もしませんでした。
不摂生な生活とは、昔の私がしていたように
好きな物ばかりを食べたり、毎日お酒を飲んだりタバコを吸ったりで運動もせず家でゴロゴロしてばかりいることを言います。
ああああああああ~!
神さまお許しを...(´;ω;`)ウゥゥ
規則正しい生活を心がける
私の飲酒歴は約30年ぐらいかと思います。
そして、あらゆるものを無くすことで長期の飲酒の怖さに気づきます。
ですが、もうその時は完全なアルコール依存症となっていました。
断酒して不摂生はやめた
そうなのです、まだ私は自分の愚かさに気がついてお酒を手放す決心をしたからこうして生きていられるのです。
お酒をやめるのとほぼ同時に規則正しい生活を心がけるようにもなりました。
私って偉い(笑)
それを誓ったのが50歳の時です。
人生100年時代だとすると半分、ちょうど半分の年齢でした。
アウトローな旦那は?
旦那はずっとアウトロー野郎でしたが、私のように朝からお酒を飲んだり食事をしないなんてことはありませんでした。
でも仕事がら夜中に帰って来て飲んだり食べたりしてたのも事実です。
その不摂生が決定的になってきたのが、やっぱり仕事をリタイヤしてからです。
趣味も好きなこともない老後
アウトローな旦那の職業は如何にもアウトローらしく「キャバクラ経営」でした。
根っからの規則正しい生活なんて嫌い、常識なんて大嫌いな男です。
それでも、外に出て仕事をするということはそれなりに気も使うしおしゃれもする、一応身なりはきちんと整えていました。
外に出ることがない高齢者
ところが、やはり年齢も高年齢に近づいてきて若い子の気持ちも段々と理解できなくなり店を閉めることになりました。
コロナの前だったことがまだ救いです。
おかげで毎日、自分の好きなだけ家にいて好きなだけ食べて好きなだけお酒を飲むことができるようになりました。
てか、することがそれしかなかったのです。
年を取って趣味もない友達もいない、することがない人って結局
アウトローじゃなくても不摂生な生活を送ることになってしまうようです。
私が以前通っていたスポーツジムでも会員さんの70%ぐらいは女性、それも高齢女性でした。
男性は、年を取ればとるほど社交的ではなくなるのでしょうか。
高齢になった時に何もやることがないなんてつまらないじゃないですか。
そうなる前に、何か好きなこと見つけておきたいですね。
便利な世の中が出不精に
現在のコロナ禍では多少しょうがないでしょう。
でも今の世の中、外に出かけなくても用が済んでしまいます。
旦那の唯一の趣味は競艇、ボートレースです。
昔は、現地まで行かないとレースを見ることも舟券を購入することもできなかったので毎日のように出かけていました。
それが今は、インターネットで見ることも購入することもできてしまうから困ってしまうのです。
旦那はスマホやパソコンなどの操作は苦手。
でも、大好きな競艇のことだから必死に覚えましたね。
結局、出かける機会も減り出不精な旦那がますます出不精になってしまいました。
外に出なくても競艇をして遊べる。
しかも、好きな時に飲んだり食べたりできる、おまけにお昼寝までできるなんて最高ですよね。
もちろん、タバコもすぱすぱ!
これを約5年間繰り返していました。
最初の頃は、夜中に「ゲップゲップ」と何回もゲップをしていました。
俗に言う、逆流性食道炎だったようです。
昼間から飲んだり食べたりを何回もしていたので私も注意をしましたが、元々人の言うことを聞くような人ではありません。
早期発見できたのかも
今思えば
あの時、もっと注意していれば...
あの時、ちゃんと気をつけていれば...
あの時、やめさせていれば...
と悔やまれることばかりです。
膵臓ガンの早期発見は難しい
散々、旦那の文句ばかりを書いてきましたがさすがに最近の旦那は可哀想です。
最初は不摂生を繰り返してきたし、私をないがしろにした罰だ、自業自得だ!なんて思っていたのですが...ね。
もっと早く気がついていればまさかステージⅣなんかになっていなかったかもしれないのです。
でも、病院の先生も言っていました。
「運が悪かった」と。
膵臓にガンがあると分かった時点で、もうほとんど助からないというケースが多いということなのです。
だから不摂生はダメ!
病気、膵臓ガンは運かもしれない。
でも、不摂生な生活を繰り返していたら運じゃなくなる、自分を責めることになる。
旦那も言葉には出さないが、きっとひどく後悔していると思うのです。
依存症の人はアルコール依存症さんだけじゃなくて、いろんな依存症の人皆さんがきっと不摂生な生活を送っていると思います。
どうか将来のために、今一度自分の生活習慣を見直してみてください。
何かに囚われている生活を送っていると、人間として快適に生きることがどうでもよくなってしまいます。
私も、不摂生な生活を長く送っていたため糖尿病になり、歯もボロボロ、外反母趾も痛くて身体中がガタガタです。
61歳なんてまだまだこれからなのに、死ぬために生きているような気がします。
死ぬのを待っているようです。
そんな自分が情けなくて...
それでも支えあって生きよう!
悲しいです、本当にバカなことをやっていた自分が。
だから皆さんに分かってほしいのです、もっと自分を大事にすること。
不摂生な生活を送るということは自分を戒めていること、ある意味、自殺行為とも言えるのではないでしょうか。
あれ程、食べるのが大好きな旦那も今ではほとんど食べることができなくなってしまいガリガリです。
体力がないため抗がん剤治療も受けられません。
アルコール依存症さんも、食べれなくなると体力がつかずまたお酒に頼ってしまいますよね。
私もよく分かります、妊婦さんの悪阻(つわり)ように気持ちが悪く食事も満足にとれません。
体力がつかないと免疫力も低下してしまいます。
それは、アルコール依存症の人も同じはず。
うちの旦那は今これで栄養を補っていて、これまでの食品の中でも1番口にしやすいようです。
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少しでも栄養をとって、体力を回復させてまた元気に競艇をやってもらいたいと思います。
そしたら私も、自分の生きている意味が実感できるのかな~なんて。
皆さんも、何か好きなことや趣味を持ってください。
暇が人をダメにします、暇が不摂生を作り出します。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんの身体と心の健康を心からお祈り申し上げます。