自助グループもコロナの影響でオンラインミーテイング?
皆さん、こんにちは!
アルコール依存症のバービーです。
最近では朝晩の冷え込みが急に厳しくなってきて体調を崩されている方もいるのではないでしょうか?
こんな季節になってくると自助グループに通うのが面倒になってくる人も出てきますよね。
アルコール依存症の人が唯一、自分をさらけ出すことができる自助グループ。
それなのに、自助グループでもコロナの影響が出ているようです。
今日は、コロナ禍での自助グループの活動について見ていきたいと思います。
ぜひ、ご覧くださいね♪
目次
増えているアルコール依存症
今年は、アルコール依存症の人が増えていると言われています。
その原因はもう、コロナしかありませんよね。
しかも、この問題は日本だけの問題ではないのです。
コロナで外出を控えることになり家にいる時間が増えてしまった結果、お酒を飲む時間や量も増えてしまったのは世界共通!
買い物を控えなくてはならない
コロナのせいでアルコール依存症も増えているのは間違いなさそうです。
最近でも「買い物はなるべく短時間、少人数で」などと言われていますが、緊急事態宣言の後には「買い物は3日に1度」などという声明もありました。
1人で買い物に行って、しかも3日に1度分の食材を購入してくるのはかなりの重労働です。
特に、高齢者や妊娠中の女性にはキツイはず。
そんな中、食料品や日用品と一緒にお酒を買うのはためらいますよね。
何と言ってもお酒はどんなお酒でも重たいのが欠点(笑)
昔、焼酎が重いので粉のお酒が売ってればいいのにな~なんて本気で思っていましたよ、なんせ、すぐに無くなってしまうのですから。
そんな時に便利なのがネットで購入するお酒です。
良い時代になりましたよね~、重い思いをしないでお酒が飲めるなんて。
コストパフォーマンスの良いお酒
どうせネットで買うなら、なるべくいっぺんにたくさん買った方がコスパが良い?のでしょうか。
しかも、業務用なんていったらさらにコスパが最高!
そして、コロナの影響でテレワークをしていたり、外出できずウズウズしている人がたくさんいるのです。
酒好きにはたまりませんよね。
アルコール依存症じゃなくても、お酒を飲んでも良い環境と大量のお酒があれば、飲んでしまいますよね。
だって、「飲むことしか楽しみがない」「誰も見てない」状況なのですもの。
これでは、アルコール依存症になる人が増えてしまうのは当たり前ですよね。
コロナ・スリップも増えている
健康な人でもお酒の量が増えているならアルコール依存症さんなんかもっと増えているはずですよね。
残念なのは、断酒が上手くいっていたのにコロナの影響でお酒を飲み始めてしまうコロナ・スリップです。
その大きな原因に、アルコール依存症者さん達が自助グループに通えなくなってしまったからということも含まれます。
自助グループってどんなグループ?
ここで言う自助グループとは、アルコール依存症や薬物依存症などの精神疾患を抱えた人が
同じような悩みを抱えている人や家族が共に悩みを分かち合ったり共有し合ったりしながら交流する集団をいいます。
簡単に言うと自分を自分で助け合うグループですね。
自助グループの種類
現在、日本でお酒に関する自助グループは「断酒会」と「AA」というグループになります。
そして、そのグループの中には家族向けのグループや女性向けのグループなども存在します。
私が初めて自助グループの存在を知ったのがアルコール専門のクリニックに通っていた時でした。
もちろん、クリニックでも自助グループと同じように分かち合いや共有ということを目的としたミーテイングが行われています。
そして、毎週土曜日のミーテイングには隔週で「断酒会」や「AA」の先行く仲間(先輩達)がお話をしに来てくれるのでした。
断酒会とAAの違い
もう皆さんもご存知かもしれませんが、「断酒会」は日本が発祥でAAはアメリカが発祥。
細かい違いは色々ありますが、基本同じ目的を持つ自助グループなのでまずは自分の足で通ってみて違いを感じてみるのも良いかもしれません。
私は、どちらかと言うとAAの方が通いやすかったですが、人それぞれ合う合わないがあると思います。
断酒会に通っているからAAに通いづらいとか反対にAAに通っているから断酒会に通うのは変だ、ということはないようです。
どちらもお好きなようにお好きなペースで通って大丈夫です。
どこにあるか分からないという方はインターネットで調べることもできますが、大きな病院や専門病院ではこのようなポスターなどがあります。
こちらは現在、アウトローな旦那がガン治療のため入院している病院に貼ってあるポスター。
「飲まない幸せに酔ってみませんか」というキャッチコピーが印象的です。
自助会、コロナ禍の影響
同じ悩みを持った同じ目的の人たちがミーテイングをすることでお酒から遠ざかることができるかもしれない。
そんな思いで通う自助会(自助グループ)ですが、このコロナ禍で自助会も難しくなっているようです。
自助会は3密
自助会と言えば、断酒会でもAAでも最寄りの公民館などを借りて催しています。
部屋の大きさは様々ですが、広い部屋もあれば狭い部屋しか借りられないこともあるようです。
1部屋に10~20人ぐらいの人が密接して語り合うので3密の条件が揃ってしまうのは仕方のないことですよね。
そのため、コロナの影響でミーテイングが催せないのが現実のようです。
せっかく、自助会に参加しようと決心したばかりの人にはショックな話で、抑えていた飲酒欲求が湧いてきてしまうのが心配されます。
オンラインミーテイングができる?
私が、アルコール依存症と診断された頃はまだガラケーの携帯が主流でスマホを使っている人はわずかでした。
だいたい皆さん、アルコールで多少頭が不安なのでスマホの操作をするのは至難の業だったようです。
それでもパソコンを操作できる人は結構たくさんいましたね。
私はというと、うちにパソコンはありましたが全然いじれませんでした。
その点、最近のアルコール依存症さんはスマホやパソコンなんかお手の物?ですよね。
時代の違いを感じます。
そう言うことで、自助会もオンラインで参加する形があるようですが、実際はどうなのでしょう。
でもやっぱり、アルコール依存症者は高齢者や貧困な方もたくさんいます。
オンラインミーテイングに参加できないという人の方が多いのではないでしょうか。
私がやっているTwitterでも断酒されている人はスマホやパソコンの操作が可能な人が目立ちます。
でも中には、高齢者でスマホやパソコンの操作ができない人や持ってない人もいるでしょう。
そんな人はオンラインで自助会に参加することもできません。
そこで何が考えられるかと言うと、スリップです。
せっかく、自助会で自分の悩みを分かち合い、心が穏やかになってきて自分の居場所が見つかったとも言えるのに...。
辛いですよね、どうしたら良いのか私にも分かりません。
スリップで済めば良いですが、連続飲酒で体を壊してしまうことも考えられるし、自殺してしまうこともあり得ます。
もし、可能ならばオンラインミーテイングに参加できない人がいたら先行く仲間として電話だけでもかけてあげて欲しいと思います。
そして同じオンラインでもガラケーの携帯でもできるTwitterでの自助活動。
断酒仲間や断酒を望む人がたくさん意見の交換をしています。
ぜひ、Twitterに登録して参加してみてくださいね!
アルコール依存症者は禁煙も?
話はコロっと変わって次はタバコのお話です。
これからは「withコロナ」の時代、コロナ禍では肺を健康にしておかなくては大変なことになります。
私も以前は吸っていたタバコ、お酒もやめてタバコもやめるのはかなり切ないですよね。
そして、アルコールとタバコはもう、セットのような存在だと思っていました。
ところが最近のアル中さんはあまりタバコを吸っている人はいないようです。
お酒をやめるならタバコもね!
せっかくお酒をやめるのですからタバコもやめられたら嬉しいですよね。
でも、お酒とタバコいっぺんにやめるのはきついかもしれません。
最近では、禁煙外来などできて禁煙するのに保険が効くのでしょうか?
健康保険等が使える禁煙治療の条件
①ニコチン依存症の判定テストが5点以上
②35歳以上の者については、1日の喫煙本数に喫煙年数を掛けた数が200以上であるものであること。
③ただちに禁煙を始めたいと思っている
④禁煙治療を受けることを文書で同意している
これで保険が使えるようですよ。
それもちょっと面倒だという人にはこちらをおすすめします!
ニコチンもタールも含まれない電子タバコ。
【vape スターターキット】価格:2010円
お好きなフレーバーでスッキリと!
私はこれで意外とすんなりとやめることができたのです。
コロナでイライラすると飲酒欲求も湧いてきます。
せめてタバコだけでも...と思いたくなるでしょうけど、こちらの電子タバコなら身体に悪い影響はありません。
ご家族に迷惑をかけることもないので安心して吸えますよ!
ぜひ、試してみてくださいね!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの心と身体の健康を心からお祈り申し上げます。