ADHD(発達障害)だとアルコール依存症になりやすい!?

皆さん、こんにちは!
アルコール依存症のバービーです。
前回、前々回とうちのアウトローな旦那のガンについてお話してきましたが今回はまたアルコール依存症についてのお話をしたいと思います。
ところで皆さん、最近では珍しくない病気のADHD(発達障害)ってご存知ですか?
実はこのADHDはアルコール依存症やギャンブル依存症などの依存症との関りが深いことが分かっています。
今日は、その深い関りについて解説していきたいと思っています。
ぜひ、ご覧くださいね♪
目次
ADHDだと依存症になりやすい!?
そもそもADHD(発達障害)ってどんな病気なのでしょう。
最近では珍しくないようでテレビやネットでも頻繁に聞きますよね。
ADHD(発達障害)とは
ADHDは脳の機能障害です。
最近では大人の発達障害などと言われていて、子どもの頃は気がつかず大人になってから発覚することが多い障害でもあります。
発達障害の人は、他人とのコミニケーションが苦手だったりミスや抜け漏れをしないで作業するのもほかの人より苦手なことが多いようです。
そして、これらをただ怠けているとか努力が足りないなどと誤解されてしまうことが多々あります。
ADHDの種類と症状
ADHD(発達障害)にはいくつがかの種類があります。
そして、その種類によって症状も違うようです。
では、その種類と症状を見ていきましょう。
・ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・抗汎性発達障害)
ASDの人は、人とのコミュニケーションを極端に嫌います。
興味のあることや関心があることの範囲が狭く、独特に振る舞いこだわりが強く現れるようです。
・ADHD(注意欠如多動性障害)
ADHDの人は、他人から見るとうっかりミスが多かったり、じっとしていられないことが多く、多動で不注意、衝動型のように捉えられます。
そのため、幼少期から失敗経験が多く、自分に自信が持てない、自分自身に否定的になってしまう特徴があるようです。
その結果、うつや不安症などを引き起こしてしまうこともあります。
・LD(学習障害)/SLD(限局性学習症)
LDやSLDの人は、いわゆる読み書きや計算が普通以上に苦手な人です。
幼少期には気がつかず、年齢を重ねることによって水準以下であることに気がつくケースが多いようです。
・DCD(発達性協調運動障害)
DCDの人は、極端に不器用だったり身のこなしが不自然になります。
ここまで見ると、発達障害じゃない人なんているの?と思えるくらい誰でも当てはまる症状だと思いませんか?
誰でもADHDだと言ってしまえば不思議でもないような気がします。
実は私自身も真剣に「ADHDではないか」と思えてきたのです。
依存症のベースにはADHDがある?
依存症はアルコールだけに限らず、脳内報酬系を求めることによって強い欲求を抑えられなくなります。
脳内報酬系=快感ですよね。
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あるクリニックで調査したところ、薬物やアルコール、ギャンブル、性など様々な依存のベースには発達障害があることが証明されているようです。
その調査では、薬物では約半数、アルコールやギャンブル依存症においては約3分の1の人に発達障害が認められています。
その発達障害でも、特に目立ったのがADHDの特徴がある人です。
ADHDの人の特性として、脳内報酬系の活性が低い、つまりドーパミンの分泌が少ない傾向にあるということです。
私たち人は、脳内報酬系が刺激される(ドーパミンが増加する)と
上記にもあるように快感となりやる気がアップしたり集中力も維持することが可能になるのです。
脳内報酬系を高めようとする
少なくても私はそうでした。
ヤル気が起こらない、常にテンションが低すぎました。
だから、お酒が必要だったのです。
でもこれは大人になってからで子どもの頃のことはよく覚えていません。
脳内報酬系が元々少ない
何だか初めて納得したような気がします。
私はド貧乏な家に生まれて、育った環境も良いとは言えませんでした。
だからと言って、親から虐待されていたわけでもないし、一応高校までは行かせてもらいました。
昔のことですし、こんな人もたくさんいるはずです。
でも、私は子どもの頃からなぜか虚しかったのです。
子どものくせに虚しかったし、とことん落ちたかった。
その原因が本当に初めて分かりました。
私はADHDであり脳内報酬系が少なかったから!
どんなにいいことがあったとしてもハッピーを感じないのです。
脳内報酬系が少ないからと言って、日常生活が困難になるわけではありません。
ところが、これが徐々にアルコール依存症へと結びついて行ったようです。
ADHDの人は無意識に行動・依存してしまう
そうなのです、ADHDの人は脳内報酬系を求めて無意識のうちに行動し続けてしまったり、依存してしまうのでしょう。
それを求めるあまり、やめようと思ってもやめられなくなってしまうのです。
もし、アルコール依存症になっていなかったら...
それはそれでつまらない人生を送っていたのかもしれません。
だって何をやっても楽しいと感じない、幸せだと思えないのです。
でも、そんな自分の症状に気がつくはずもありませんよね。
ごく普通の人として過ごし、たまたまアルコール依存症になってしまったと思っていたのですから。
Twitterでアルコール依存症の仲間のツイートを見ていると、私のように暗いタイプと「何でこの人がアル中さんなの?」と思えるぐらい明るい方もいます。
そうそう、昔から「ネクラ」という言葉がありますが、ネクラって脳内報酬系が少ない人なんでしょうね。
これって、どうにかならないのかな~?
脳内報酬系(ドーパミン)を増やす方法
脳内報酬系、ドーパミンを増やす方法ってあるのでしょうか。
というより、そもそも自分のドーパミンが少ないかどうかなんて分かりませんよね。
何をやっても幸せを感じない
この手の記事を読んで、脳内報酬系やドーパミンを増やす方法は書いてあります。
でも、矛盾を感じてしまうのです。
私は、お酒を飲んで得られた以上の快感を得ることがありませんでした。
今は、何をしても大して楽しくもないし何を食べても美味しくないし、どうでもいいとすら思ってしまうことがあります。
それでもヤル気は行動から
あなたのヤル気スイッチはどこにありますか?
実は、ヤル気スイッチなんてないらしいですよ。
ヤル気はスイッチではなく、行動によって出てくるのです。
行動することによってドーパミンも分泌されます。
元々少なかった脳内報酬系も改善するのでしょうか。
専門医を受診することで薬物療法や認知行動療法などの治療することはできます。
でも、もしあなたが何か1つでも興味や関心のあること、好きなこと・ものがあれば改善できるでしょう。
自分にご褒美をあげる
アルコール依存症の人は、世間ではだらしがないとか自分に甘いなんて思われがちですが、実は真面目で自分に厳しい人が多かったりするのです。
それが、ADHDでアルコール依存症になったとしたらもっと辛いかもしれません。
だって、お酒を飲めば楽しくなれる、幸せな気分になれるって思うから飲んでいたんですもの。
お酒以外のご褒美
私も不思議でした。
何で、お酒を飲まないと楽しくならないのか、ほかのこと・ものでは楽しくならないのか。
もちろん、子どもや孫と会えるのは嬉しいですけどご褒美(報酬系)とは違うような気がします。
やっぱりお菓子!
自分へのご褒美はやっぱり食べ物、特に甘いものが嬉しいですよね。
特に、私は糖尿病なので甘いものは普段あまり食べられません。
だからこその、ご褒美です。
糖尿病の検診の日に良い数値だったらその日だけは「サンマルクカフェの小豆デニブラン」を食べても良いことにしたのです。
そやって、脳を騙しながら脳内報酬系がたくさん分泌されることを待ちましょう(笑)
皆さんにも美味しいお菓子をご褒美にして欲しいと思います。
【低糖質スイーツ 砂糖90%OFF 北海道チーズ100%ショコラ】
お砂糖を90%もカットしているので罪悪感なしで食べられます。
自分のご褒美にするスイーツには持ってこいのお菓子ですね!
もっと自分に優しくしていいのではないでしょうか。
もっと自分を許してあげてもいいのではないでしょうか。
ADHDだったからアルコール依存症やギャンブル依存症になってしまったのかもしれません。
でも、それにはちゃんとした理由があることが分かって私はスッキリしました。
あとは悩まずに、脳内報酬系(ドーパミン)が増える行動をとること。
あなたも一緒に頑張りましょうね!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの心と身体の健康を心からお祈り申し上げます。