アルコール依存症を克服した60歳主婦の奇跡の備忘録

アルコール依存症の断酒初心者さん、甘いもの食べすぎていませんか?

 
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ド貧乏な家に生まれ、両親は離婚して更にド貧乏。やっと小金持ちの男と結婚できたと思ったらちょっとアウトローな男だった。 幼少期から、アル中になる素質、深い闇はあったのかもしれないけれど、結婚生活のさなか、キッチンドランカーから本格的なアル中に。子供3人育てながら毎日お酒、飲んでました…。あれからウン十年、今は全く飲んでいません。少しだけ幸せになれました。

皆さん、こんにちは!

アルコール依存症のバービーです。

皆さん、食欲はありますか?

アル中さんてあまり食べる人いませんよね。

食べるより飲む方が忙しくて身体を壊す人も少なくありません。

私も、飲んでいてひどい時はヨーグルトやゼリーさえも口にできませんでした。

だが!

断酒も落ち着いた今では食欲との戦いです(笑)

しかも、断酒したての頃は甘いものが食べたくて食べたくて大変でした。

そこで、今日は断酒したてのアル中さんは、なぜ甘いものが食べたくなるのか考えてみました。

ぜひ、ご覧くださいね♪

アル中さんは断酒すると甘いものが食べたい

皆さん、断酒している方ならお分かりかと思いますが、断酒したての頃って甘いものが食べたくて仕方なかった経験はありませんか?

しかも、飲酒中は甘いものなんて絶対食べなかった人もいたのではないでしょうか?

それなのになぜ、断酒するとチョコレートやアンパンが欲しくなるのでしょう。

お酒は糖質

皆さんの飲んでいたお酒には糖質がたくさん含まれていませんでしたか?

最近でこそ糖質オフのお酒が売られていますが、基本、お酒は糖質が高いです。

断酒していきなり身体に糖質が入って来なくなったものだから脳が「糖質ほしいよ~、アンパン食べたいよ~」ってなっちゃうのですね。

私の通っていたアルコール専門クリニックでも周りの皆さんはよくチョコレートやアンパンを食べていましたっけ。

甘い砂糖には依存性がある?

砂糖、つまり糖質を摂取するとお酒を飲んだ時と同じようにドーパミンが分泌されます。

お酒を飲むと報酬系回路の快楽物質が分泌されることは以前のブログにも書きましたが、つまりドーパミン=快楽物質なのですね。

断酒してお酒というドーパミンが分泌されなくなったので身体(脳)が甘いものからのドーパミンを求めるのは仕方のないことなのです。

しかし、砂糖にも依存性があります。

砂糖依存症とは

私もお酒をやめてからはお菓子が大好きになり困っていました。

別に甘いものばかりではありません。

お煎餅やスナック菓子、ご飯やパンなど食べ物から摂取する糖質は実にたくさんあります。

砂糖ばかりではない糖質

お煎餅やスナック菓子は甘くはなくても糖質で作られているため砂糖を摂取しているのとさほど変わりません。

ご飯やパン、麺類もそうです。

この糖質を摂取すると胃や腸で分解されブドウ糖に変化します。

ブドウ糖は血中に取り込まれ全身に巡っていき、血液中のブドウ糖濃度を高くします。

いわゆる、血糖値を上昇させるのですね。

そして、通常は糖質を摂取すると血糖値を下げてくれるインスリンが追加分泌され働いてくれるため2~3時間後には血糖値は下降していきます。

(健康な人はインスリンはいつでも分泌されています:基礎分泌)

砂糖類をたくさん摂取した場合

ところが、空きっ腹なのに砂糖のたくさん含まれた料理やスイーツを食べてしまうと血糖値は急上昇してしまいます。

糖質の中でも砂糖は分子が小さく体内でブドウ糖に分解されやすいからです。

そうなると、今度はインスリンも一気に分泌されるため急激に血糖が下がり低血糖状態を引き起こしやすくなります。

すると、おバカ?な脳さんは「おなかがすいているのね」と勘違いしてしまい糖質をとれと指令します。

そこで結局、また甘いものが欲しくなるという仕組みに陥ってしまうわけです。

これが、アルコール依存症さんに限らず甘いものがやめられない人に起こる砂糖依存症なのですね。

もちろん、食べ物だけではなく清涼飲料水やスープなどの飲み物も対象になります。

砂糖類を摂取すると幸せ

甘いものを食べると「う~ん、シ・ア・ワ・セ♡」ですよね!

私もお酒を飲んで幸せを感じていた時期もありますが、それはほんの最初の頃だけ。

しかし、甘いものはどんな時でも幸福を感じさせてくれます。

脳内伝達物質の働き

脳内伝達物質とは、人が幸せや怒り、不安、やる気などを感じる際に放出される脳内で伝達される物質です。

アルコールや薬物、砂糖などの依存に大きくかかわってくる物質だとも言えます。

砂糖は幸せを感じる脳内伝達物質が分泌

砂糖類を摂取すると幸せを感じるのは、砂糖にセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどの脳内伝達物質を分泌を促進する働きがあるからです。

セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどは私たちの日常のストレスを緩和させるためには非常に大切な物質です。

ところが、この幸せな快楽がクセになってしまうのです!

それが、アルコール依存症と同じように快楽を求めてまた摂取してしまう砂糖依存症の恐ろしいところです。

砂糖依存症の症状

これもアルコール依存症の症状と共通するものがあります。

・常に甘いものを摂取していないと落ち着かず、我慢するとイライラしてしまう

・理由もないのに疲れやすく甘いものを摂取すると元気が出る

・ストレスを受けると甘いものが欲しくなる

・移動の際もアメやチョコレートなど甘いものを食べてしまう

・ちょっと動くとめまいや立ちくらみなどを感じることがある

甘いものもアルコールと同様、ストレスや不安を取り除くために使っていたものですが、やはり過剰摂取は非常に危険です。

いつの間にか、うつ病を併発してしまうこともあるので上記のような症状を感じたら専門の病院で受診してくださいね。

断酒したては良いかもしれない

それでも、アルコール依存症さんの断酒したての頃は多少、砂糖類とり過ぎでも良いかもしれません。

断酒したての頃は、何よりも断酒を優先するからです。

断酒に必要なHALT

アルコール依存症の人が断酒をするに当たってとても大事だと言われていることにHALTの法則があります。

・H:Hungry⇒おなかが空いた

・A:Angry⇒腹が立った

・L:Lonely⇒寂しい

・T:Tired⇒疲れた

このHALTを避けることによって飲酒したい気持ちが抑えられます。

Hungryを避けるために

アルコール依存症の治療でも必要だとされているHALTの法則。

その中でも特に、空腹だと飲酒欲求が高まるようです。

空腹は危険なので多少の甘いものを食べることは飲酒よりも身体的にも精神的にも安全と言えるのではないでしょうか。

おなかが空いてイライラにもつながりかねませんしね。

それに、砂糖で分泌される脳内伝達物質のドーパミン(快楽物質)はアルコールほど暴走しないようです。

砂糖をとり過ぎてしまうと

いくらドーパミンがそんなに暴走しないからと言ってもたくさんとり過ぎてしまえば問題です。

砂糖をとり過ぎれば、次のようなリスクが発生するからです。

・腸内環境が乱れる

・血糖値が乱高下する

・糖化が進む

・ビタミンやミネラルが失われる

お酒で散々いじめた身体をまた砂糖でいじめてしまったら老化も早めてしまうばかりか健康も取り戻せません。

安全な人口甘味料

人工甘味料というと身体に良くないものが多いようです。

しかし、糖アルコールに分類される人工甘味料のエリストールは天然由来なので安全だとされています。

エリストールは、砂糖の70%ぐらいの甘みなのに摂取しても太ることも血糖値を上げることはありません。

エリストールがカロリーゼロということは、厚生労働省の糖質のエネルギーに関する評価法においても認められています。

代謝も起こらず、そのままおしっことして排泄されてしまう不思議な甘み成分のエリストール。

ただ、やはりとりすぎてしまうとお腹が緩くなることがあります。

1日の摂取量の目安としては

・成人男性1㎏で0.66gなので50㎏なら33gまでOK

・成人女性1㎏で0.80gなので50㎏なら40gまでOK

これくらいをとるのなら問題ないようなので目安にしてくださいね。

そこで、こちらのエリストールをオススメしたいと思います。

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外出先で甘いものが食べたくなった時はチョコレートやアンパンをかじるのも良いかもしれません。

でも、おうちでお料理する時やコーヒーを飲むときはエリストールを使って砂糖類のとり過ぎを防いでいただきたいと思います。

まとめ

きっと、甘いものが食べたいのは断酒していく課程で必要なことなのでしょう。

いつの間にか、自然と過ぎ去ってしまうかもしれませんね。

それでも、しつこく言いますがせっかく断酒しているのに身体を壊してしまっては元も子もありません。

断酒を決意したらHALTと共にエリストールで甘い断酒スタイルを維持しましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたの身体と心の健康を心からお祈りいたします。

 

 

 

 

 

 

 

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ド貧乏な家に生まれ、両親は離婚して更にド貧乏。やっと小金持ちの男と結婚できたと思ったらちょっとアウトローな男だった。 幼少期から、アル中になる素質、深い闇はあったのかもしれないけれど、結婚生活のさなか、キッチンドランカーから本格的なアル中に。子供3人育てながら毎日お酒、飲んでました…。あれからウン十年、今は全く飲んでいません。少しだけ幸せになれました。

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