アルコール依存症は悪夢を見やすい?私がよく見ていた夢

みなさん、こんにちは!
アルコール依存症のバービーです。
(元をつけるのはやめました)
前回はお酒と睡眠の関係について解説してみましたが、みなさん、どうですか?
「なるほど」と思っていただけたでしょうか。
そして、眠るためのお酒は控えていただけたでしょうか。
前回の記事はこちらからどうぞ!
それにしても私は、ほとんど夢も見てないのか覚えてないのかよく眠れています。
睡眠って本当に大事ですよね。
そこで、今日は前回のテーマとかかわりが深い、夢それも悪夢について考えてみたいと思います。
断酒との関係も探ってみました。
ぜひ、ご覧くださいね!
目次
夢を見るのはレム睡眠時
前回も説明させていただきましたが、レム睡眠とは体は休息しているが脳は起きている状態、ノンレム睡眠は体も脳も休息している深い睡眠をいいます。
そして夢を見るのは、良い夢も悪い夢もレム睡眠時になります。
レム睡眠では脳が休息していないため夢をつくりだしてしまうようです。
では、なぜ怖い夢や悪い夢を見てしまうのでしょう。
悪夢の原因
レム睡眠時に見てしまう怖い夢や悪夢の1番の原因はストレスです。
夢と心、身体は密接につながっています。
しかし、一般的には悪夢や怖い夢を見るのは子供が多いのだとか。
大人になっても悪夢を見るのはストレスをたくさん抱えこんでしまっているからでしょう。
人は寝ている間に昼間の心配事や悩みなどを解消しようとします。
そのため昼間のストレスが夢に現れてきてしまい悪夢になってしまうのですね。
ここで考えられるのは、アルコール依存症だから悪夢を見やすいのではないということです。
アル中さんが悪夢を見るのはなぜ?
こちらも前回の記事を読んでもらうと分かりますが、お酒を飲んで寝ると睡眠が浅くなったりレム睡眠とノンレム睡眠のバランスが崩れてしまうことがあります。
そして、断酒をしてもまだそのバランスやリズムが上手くいかず不眠が続きます。
夢を見るのはレム睡眠時なので、そのレム睡眠をなるべくつくらないようにすれば 悪夢も見なくて済むようです。
ここまで次の3つのことが分りました。
1.夢・悪夢を見るのはレム睡眠時である
2.悪夢の原因は昼間のストレス
3.アルコール依存症者が悪夢を見るのは睡眠バランスが悪いから
私が飲酒時に見た悪夢
私がまだお酒がやめられず睡眠が上手くとれない時にはやはり、悪夢をたくさん見ていました。
というか、幻覚かもしれません。
夢って不思議
ある日は、親戚の叔父さんが日本刀を持って我が家に訪れ暴れている夢、ある日は刑事だと名乗る男が訪ねてきてなぜか玄関で放尿。
またある日は、これはあまりにも酷い夢なのでやめておきます...。
あまりよく覚えてないのですが、実に不思議で根拠がない夢が多かったような気がします。
でも、私はどちらかというと幻覚の方が激しかったようです。
幻覚は夢よりはっきりと覚えているそうですよ。
夢より不思議な夢遊病
私は幻覚も度々ありましたし、それは家族も知っていてずいぶんと気味の悪い思いをさせてしまったものです。
実はこれは初告白なのですが、私は夢遊病のような行為もあったのです。
ある晩、私はベランダに出て窓にへばりついて移動。
それからベランダの柵に手をかけ飛び降りようとするのですが、そこでなぜかおしっこをするのです。
これが事実なのかどうかは確かめようもありません。
家族は寝ているのですから。
しかし、翌日にはソファーが濡れていたのでたぶん...(-_-;)
夢っておしっこに関することが多いようですね(笑)
悪夢から分かるあなたの心理
夢はあなたの心と身体に密接しています。
あなたの悪夢はどんなストレスからきているのか覗いてみましょう。
自分が死ぬ夢
自分が死ぬ夢は決して悪いことではないようです。
よくいわれる逆夢で、それまでの自分から解放されて新しい自分に生まれ変わるチャンスの夢。
アルコールに悩み、いつもやめたい、やめたいと悩んでいることがストレスとなって悪夢になっているのかもしれません。
でも、自分が死ぬ夢を見たなら絶好のチャンス!
迷わず、今考えている方法を試してみましょう。
たとえば、誰かに相談する、病院に行ってみる、自助会に通ってみるなどなどきっと手助けしてくれるはず。
自殺する夢
こちらも自分が死ぬ夢と同様、新しく生まれ変わるチャンスです。
その代わり、自分の嫌なところダメなところは改善する努力が必要。
お酒をやめて新しく人生をやり直したいと本気で思うなら改善する努力をしてみましょう。
殺される夢
自分で死ぬのではなく殺される夢は、今抱えているトラブルを誰かに支援してもらいたいと思っている夢です。
お酒の悩みを1人で抱え込まないで誰かに相談したり共有してもらうことが解決につながるようです。
やはり、断酒会やAAなどの自助会でお酒の悩みを分かち合うことが解決の一歩となるのではないでしょうか。
殺す夢
たとえ夢でも殺す夢なんかイヤですよね。
でも現実ではない、夢で人を殺すのはストレス発散になるようです。
つまり、デトックスとして悪くはない夢。
いつもお酒をやめろやめろとうるさい○○を夢で殺してスッキリするのも悪くないかもしれませんが、現実では殺意を忘れましょう。
追いかけられる夢
悪夢で1番多いのがこの追いかけられる夢だそうです。
素敵な異性から追いかけられるのなら嬉しいですが、嫌いな人や怖い人に追いかけられる夢はおしっこちびっちゃいそうですよね。(また、おしっこかい)
追いかけらる夢は警告夢といい、あなたの身近に何か差し迫った問題が発生しているということ。
また、追いかけられる夢は追いかける対象によって答えは違ってくるようです。
追いかける対象が
・人ではない場合:あなたは自分の潜在能力に気がついていない可能性がある
・犯罪者の場合:幸運が近づいている
・常識外の存在:運気が上昇
・得体のしれない存在:問題と向き合う準備ができてない状態
いずれにしても、追いかけらる夢を見るあなたは自分を追い詰めすぎてしまっているようです。
アルコールの問題から目を背けずに、少しずつでいいので現実と向き合う余裕を持ちましょう。
悪夢を見ることは悪いことではない
ここまでの話から、悪夢を見ることが悪いことばかりでないことが分りましたね。
でも、睡眠は妨げられるし、翌日にも不安な思いが残ってしまいそうです。
怖い夢や悪夢を見ない工夫
悪夢が悪いことばかりではないにしても、できれば避けたいものです。
夢を見る睡眠はレム睡眠だということで睡眠の質が深いノンレム睡眠がたくさんとれる工夫はもちろん重要。
その工夫とはまさしく断酒の継続です!
そんなことは分っとる!!
では、ほかにどんな方法があるのでしょう。
断酒以外の方法
断酒するのが1番ですが急には体質も変えられません。
そこで、少なくともストレスを溜め込まない生活を心がけたいものです。
ストレスを溜め込まない方法としては寝る前にその日のストレスを紙に書くだけでも効果があるようです。
それは、単に箇条書きにしてもいいし、日記のように書いてもOKです。
まずは、客観的にその日あったストレスの原因を見つめて確認することでストレスがだいぶ軽減できます。
こんな工夫をしてみましょう。
・ストレスを紙に書きだしてみる
・寝室の環境を変えてみる
・ベッド周りを整理整頓してみる
・枕を変えてみる
・布団を変えてみる
そこでオススメしたいのが枕です!
怖い夢や悪夢を見る人が枕を抱いて寝れば不安も軽減できるのではないでしょうか。
もちろん、男性にもオススメです。
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大きさ90㎝という抱き枕があなたの安眠をお手伝い!
まとめ
今日は、アルコール依存症の人や断酒したての人が見やすいという悪夢について解説してみました。
結果としては、決してアルコール依存症だから悪夢を見てしまうのではありませんでしたね。
お酒をやめて睡眠のバランスやリズムが整えばぐっすり眠ることができるため悪夢を見なくて済むようです。
もちろん、それでもストレスを発散することは大切。
そのためには、お酒以外の楽しみを見つけることも大切になります。
何か新しい発見を探しに外へ出てみませんか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの心と身体の健康を心からお祈りします。