アル中は何歳が多いの?アルコール依存症の年齢層
あなたは何歳ぐらいからお酒を飲んでいましたか?
日本の法律では飲酒が認められる年齢は20歳からですよね。
でもきっと、20歳前から飲み始めている人がたくさんいるはず。
ただ、たまに飲む程度で習慣的に飲んでいた人はいくらアル中さんでも少ないのではないでしょうか。
私の場合はたまにというか
ただいたずらで飲んだことがある程度だったかな~。
それなのに見事なまでのアルコール依存症になってしまったのですが。
では、アル中さんに多い年齢ってどれぐらいなんでしょう。
今日は、そんなどうでもよい話題を掘り下げてみたいと思います。
ぜひ、お付き合いくださいね♪
目次
最近の若者の飲酒傾向
近年、若者の○○離れという言葉を頻繁に聞くようになったと思いませんか?
例えば車、ギャンブル、タバコ、テレビ、新聞、結婚そしてお酒といくらでもありそうです。
本当の意味での最近ではコロナの影響で多少のズレはあるかもですが、ギャンブルやタバコ、お酒なんかの依存対象が含まれています。
○○離れの理由
この近年でもっとも普及されたのはもう誰でもわかりますよね。
それが、インターネット、スマホであり、若者の○○離れがすすんだ理由のひとつといえそうです。
スマホやパソコンがあれば、誰でも簡単に色々な情報を得ることができるし、エンターテインメントを楽しむことができちゃいます。
でも、車やお酒なんかはあまり関係ないと思いませんか?
その理由としては収入の減少があげられるようですが、最近ではコロナの影響から車を利用する人が増えているとの情報もあるようです。
では、お酒は?
私も何かで「最近の若者はあまり酒を飲まない」と聞いたことがあります。
世間に疎い私が知る限りでは、職場での付き合い酒はしない若者が増えているのだとか。
上司の誘いも断る人がいるようですよね。
あえて飲まない
ノンアルコール飲料が出始めたのは、私がまだアルコール専門クリニックに通っていた13~14年程前だったような気がします。(実際はもっと前かもしれません)
アルコールも多様化しているためでしょうか、ノンアルコール市場が拡大傾向にあると言えそうです。
職場の飲み会でもお酒を無理にすすめるのはタブーとなってきましたよね。
各自、好きな物を好きなだけ飲むというスタイルが定着されつつあるようです。
アメリカやイギリスでは、自分の身体や精神の健康を保つためために「ソーバーキュリアス」というあえて飲まない選択をすることが若者の間で流行しているのだとか。
若者ではないけど、40代の男性でも「毎日飲む」から「週に1~2回」「月に1~3回」とどんどん頻度が低くなっている傾向だともいわれています。
また、若い年代では飲めるけどほとんど飲まないという人が多いようで、私たちアルコール依存症からは何とも理解しがたい傾向?です(笑)
それだけ自分の健康を大事にしている、自分自身を大事にしているってことなのでとっても良い傾向だと思います。
ただ、若者たちも飲みニュケーションを敬遠していると言うことではないようですよ。
アルコール依存症になるまで
上記のような「あえて飲まない」選択をする若者が増えていることに対して「あえて飲む」選択をしてしまうアル中さん。
それでも、日本人のアルコール消費量は平成4年度の101.8ℓをピークとすると平成28年度には80.9ℓとピーク時に比べると約8割程度に減少
つまり国民全体では、アルコール摂取量は減少しているといえそうなんですけどね。(国税庁調べ)
それでは、アルコール依存症さんも減っているのでしょうか。
量より度数?
若者のアルコール離れがすすんでいる中で、生活習慣病のリスクが高くなる習慣飲酒は中年層からが目立つようです。
つまり、多量飲酒が多くなるのは40代を過ぎたころから?
そして、若者が度数の少ないお酒やノンアルコールを好む代わりに、中年層は量より度数に重点を置くのか
チューハイなのにアルコール度数9%の「ストロング系」、500㎖缶1本に350gものアルコールを含有って
そりゃぁもう、一気に酔えるほどの危険なお酒だということは一目両全
量より質ってことよね~。
アルコール依存症になると、耐性ができてしまうためどんどん度数の高いお酒を飲むようになります。
私は主に安い焼酎を飲んでいたのですが、もちろん25度をウーロンハイで、焼酎7:ウーロン茶3ぐらいの割合で!
そりゃあもう、気持ち良~くアル中街道まっしぐらさ(笑)
これからはノン焼酎の美味しいウーロン茶で喉を潤しましょう!
伊藤園/ウーロン茶500ml×48本 価格:3758円(税込、送料無料)
尚、1日当たりのアルコール摂取量が男性では40g以上、女性は20g以上で生活習慣病のリスクが高くなると言われています。
皆さん、気をつけましょう。
アルコール依存症に至るまでの年数
お酒を習慣的に飲み始めてからアルコール依存症に至るまでの期間は皆がみんな同じではないと思いますが
通常、男性では20年、女性ではその半分ぐらいの10年だといわれています。
女性のほうが身体も小さいし、ホルモンの関係でアルコールを分解しづらいのですね。
私の場合、お酒を習慣的に飲むようになってからアルコール依存症だと認定?(笑)
診断されるまで18年ぐらいだったと思います。
私は身長155㎝と小柄な割には頑張ったと思うのですが(笑)
まずは、機会飲酒から習慣飲酒になったのは20歳過ぎたころから。
それから何となくおかしいなと思ったのと同時に膵臓や肝臓に異常を感じて一気に発病。
それが38歳の時でした。
でも、今から思えば徐々に身体は悲鳴をあげていたのかもしれません。
それなのにお酒を飲んでごまかしていたのかも。
38歳という年齢は決して若者ではなく、中年とまではいかない年齢ですね。
アル中は何歳が多いの?
日本のアルコール依存症人口は80万人とも100万人ともいわれています。
しかし、治療を受けている人はわずか5万人と推定されているのです。
アルコール依存症の人数や治療を受けている人の数は下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね▼
やっぱり若者は減っている?
飲酒している人の数がわからないし、自ら治療している人の数しかわからないので
あくまでも推定ということですが、実態はもっともっと多いのでしょうね。
そしてさらに推定ですが、アルコール依存症かどうかは定かではありませんが
習慣的に飲酒している年齢は男性が50~60代、女性は40~50代が多いといえそうです。
やっぱり、習慣飲酒でも若者は少ないようですね。
考えてみるとこの男女ともに共通していえることは、社会でも家庭でも、中間管理職の立場でいる人(上と下に挟まれている人)。
きっと様々なストレスにさらされて飲まずにはいられない事情を抱えているのではないでしょうか。
断酒してあえて飲まない選択
上記のような理由で連日お酒を飲んでしまっているとしたら、まだ習慣飲酒の範囲で済むかもしれません。
もし、あなたが何らかのストレスを抱えていて自分の飲酒に問題があるのではと感じる場合には
まずは30日間の断酒にチャレンジしてみてください。
30日の間何の問題もなくクリアできたのならアルコール依存症の疑いはないでしょう。
しかし、30日間はおろか1週間たりも断酒できなかった場合はアルコール依存症である可能性が高いと思われます。
まだアルコール依存症だと確定していない期間なら間に合うかもしれないのです。
これからは、断酒で「あえて飲まない」選択がクールな大人ということになりそうですよ!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さまの心と身体の健康を心からお祈り申し上げます。