アルコール依存症を克服した60歳主婦の奇跡の備忘録

アルコール依存症がいると家庭崩壊してしまうの?どういった経緯で?

 
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ド貧乏な家に生まれ、両親は離婚して更にド貧乏。やっと小金持ちの男と結婚できたと思ったらちょっとアウトローな男だった。 幼少期から、アル中になる素質、深い闇はあったのかもしれないけれど、結婚生活のさなか、キッチンドランカーから本格的なアル中に。子供3人育てながら毎日お酒、飲んでました…。あれからウン十年、今は全く飲んでいません。少しだけ幸せになれました。

 

毎日寒い日が続きますね。

うちの孫も先日からインフルエンザに罹り、学校を休んでいるのですが

熱も下がって、今日はyoutubeとゲーム三昧で、少しでも勉強をさせようとするバァバに反抗的な態度で

私もキレキレになっているところです。

 

お酒飲んでなくて良かった〜(笑)

 

 

「地獄を見たければ、アルコール依存症のいる家庭を見よ」

 

 

 

といった例えがあります。

 

 

 

耳の痛い言葉です。

 

正直言って、私はそんなに酷くはないと思っていました。

 

でも、当の家族達にはまさに地獄だったはずです。

 

家庭で最も重要な役割を果たすはずの太陽みたいな母親が毎日どんよりと曇ってしまっているのです。

 

私の場合は、まだ何かをやらかしていた時の方が元気だったかもしれません。

何かをやらかした…

 

あんまり覚えてないんだけど〜!

 

アルコール依存症は人格を破壊します。

お酒を飲まない時はいい人なのに…

という話しはよく聞きますよね。

 

そんな人が、ひとたびお酒を飲むと狂ってしまうのです。

 

 

私の性格は一言で言うと

ちょっと根暗の小心者で常識は気にします。

でも、周りの人は私を明るいオバさんだと思ってるかもしれません。

 

それこそ、小心者だから明るいフリをしているんです。

 

常識を気にするのも小心者だから。

人の目が気になるんですよね。

 

私もお酒を飲むと豹変します。

泣いたり笑ったり怒ったり怒鳴ったり喧嘩したり淫乱になったり飛び込んだり上がって落ちます。

 

今思えば、私がアルコール依存症になってしまった原因はただの毎日の晩酌だったと思えます。

本当にただ?の習慣飲酒だったのだと思います。

それが段々と、小心者が鬱憤を晴らすために誰かのせいにするようになりました。

 

 

どうして地獄になってしまうの!

 

どうしてって…

 

そんなの当たり前です。

 

家族に1人でもアルコール依存症がいたら、もう

家庭は滅茶苦茶です。

 

例えば、お父さんだったら

 

どちらかと言うと、男性は暴力を振るいます。

奥さんや子供、もちろん他人にも暴力を振るい、仕事も失い

収入も無くなります。

お金もないのに、お酒を飲む。

奥さんや子供はいつも、怯えて暮らします。

残念ながら、お父さんがアルコール依存症者の場合は離婚している家庭が多いように思います。

 

例えば、お母さんだったら

 

家事も育児も出来なくなります。

子供がまだ小さな人のアルコール依存症はあまり聞きません。

お母さんもまだ若いから体力もあるのでしょう。

ある程度、子供の手が離れた頃からが多くなってきます。

家事が出来ないので、部屋の中も滅茶苦茶、食事も作らず買ってきた弁当やパンを食べることになります。

子供に暴力を振るうことは滅多にないけれど、訳の分からないことを言ってて、子供を不安にさせます。

 

例えば、兄弟だったら

 

親にしてみれば子供がアルコール依存症になったわけです。

最初の頃は、庇ったり共依存してしまうでしょう。

母親はお酒を買ってきて与えてしまうこともあるでしょう。

父親はどうして良いか分からず、そんな子供と関わらないようにします。

そのうち、やはり仕事も行かず家でお酒を飲んでばかりいます。

男の兄弟なら暴力を振るうこともあります。

女の姉妹ならヒステリーになることもあります。

そんな兄弟がいれば、友達を家に連れてくることも出来ず、常に緊張した家庭になるはずです。

 

 

誰がアルコール依存症になっても、ほぼ同じだと思います。

 

だって、アルコール依存症の症状はほぼ同じなんですから。

 

インフルエンザと同じです。

 

普通の病気の症状がほとんど同じように、アルコール依存症も同じことが言えると思います。

 

ただ、人によって軽い重いはありますけどね。

 

インフルエンザには潜伏期間があります。

高熱を出して4,5日経てば治る、完治します。

 

他の病気もほとんどが完治します。(一部完治しない病気もありますが)

 

 

地獄を天国にするには!

私はお酒が原因で、糖尿病になってしまいました。

 

糖尿病にも完治はありません。

 

でも、日頃の生活習慣を見直して健康的な生活を目指せば!

悪くはならない     はずなんだけどな〜(笑)

現在私は、悪くは!ありませんが?!

 

アルコール依存症がいる家庭を天国にするには、アルコール依存症本人が断酒するしかありません。

 

完治はしません。

 

何年飲んでなかろうと、何十年飲まなかろうと、ひとたび飲んでしまえば、アルコール依存症に戻ってしまう    らしいです。

よく、「沢庵は大根には戻れない」といった例えがありますが。

私はまだそれを実験してませんが(笑)

 

それでも、断酒を続けていれば回復はできるし、普通の生活が出来るのです!

 

天国とは言えないかもしれませんが、明るい太陽のあたる家庭が取り戻せるのです。

 

私も家庭を地獄にしてしまった張本人です。

地獄の苦しみを、もう2度と味わせたくはありません。

 

そして、私ももう2度とあの地獄には戻りたくありません。

いつも太陽でいたいという想いが断酒の継続になっていると思います。

 

 

 

 

 

 

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ド貧乏な家に生まれ、両親は離婚して更にド貧乏。やっと小金持ちの男と結婚できたと思ったらちょっとアウトローな男だった。 幼少期から、アル中になる素質、深い闇はあったのかもしれないけれど、結婚生活のさなか、キッチンドランカーから本格的なアル中に。子供3人育てながら毎日お酒、飲んでました…。あれからウン十年、今は全く飲んでいません。少しだけ幸せになれました。

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