アルコール依存症で苦しんだ主婦の備忘録

アルコール依存症の後遺症!私は贖罪(しょくざい)でした

 
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ド貧乏な家に生まれ、両親は離婚して更にド貧乏。やっと小金持ちの男と結婚できたと思ったらちょっとアウトローな男だった。 幼少期から、アル中になる素質、深い闇はあったのかもしれないけれど、結婚生活のさなか、キッチンドランカーから本格的なアル中に。子供3人育てながら毎日お酒、飲んでました…。あれからウン十年、今は全く飲んでいません。少しだけ幸せになれました。

皆さん、こんにちは!

アルコール依存症のバービーです。

2021年が始まって早3週間が過ぎようとしていますが、今年のお正月は無事に過ごすことができたでしょうか。

この年末年始は例年とは異なり、世界中の誰もが浮かれた気分にはなれなかったでしょうね。

そう言った意味では、アルコール依存症さんにとって安全な年末年始だったかもしれません。

ところで、いきなりですがアルコール依存症でも後遺症があるのをご存知でしょうか。

今日は、アルコール依存症の後遺症について考えてみたいと思います。

ぜひ、ご覧くださいね♪

後遺症とは

後遺症と聞くと一般的には交通事故などに遭ってしまい、その時には認められないケガや痛みが後から出ることをいいますよね。

そのため事故等に遭った場合、ケガや痛みがなくても病院で診てもらったほうが安心だと言われています。

では、アルコール依存症の後遺症とはどんなことなのでしょう。

アルコール依存症にも後遺症はある?

上記のような一般的な後遺症をアルコール依存症に照らし合わせてみると、やはり出てくる症状はあるようです。

ですが、アルコール依存症の場合は後遺症というよりも、合併症として現れてくることが多いのではないでしょうか。

果たして、どんな症状があるのでしょう。

出典:アルコール依存症治療ナビ.jp

なんと!

こんなにもたくさんの合併症があるということ?!

アルコール依存症も初期は何にも感じないことが多いようですが、やがてあちらこちらの臓器を破壊していくのですね。

でも、これらはあくまでも身体的な後遺症です。

私が思うに、アルコール依存症さんの後遺症ってもっと違うところに現れるのではないかと感じています。

飲酒とホルモンの関係

ここでちょっと、寄り道をしたいと思います。

皆さんは体調を崩したりすると、その原因を何となくストレスのせいにしたりしていませんか?

私も以前は、「何となくだるい、頭が重い」といった不調をストレスや疲れのせいにしていました。

ところが意外なことに、このような症状にはホルモンが深くかかわっていることが解ったのです。

では、飲酒とホルモンの関係ってどんなことなのでしょう。

男性の場合

殿方はどなたでも「男らしさ」を誇りたいものではありませんか?

そのため、テストステロンというホルモンを意識している人も多いですよね。

このテストステロンが飲酒とどのような関係があるかと言うと、やはり過度な飲酒をするとテストステロンが減少してしまうようです。

特に、ビールを大量に飲む人、長期に大量飲酒する人は精巣である睾丸(テストステロンが生成される場所)に悪影響を与えてしまうのだとか。

男らしさを誇りたい人はお酒もほどほどにということですね。

女性の場合

私は女性なので、大量飲酒がホルモンにどんな悪影響を与えたのか身に染みて感じています。

女性ホルモンの1つにエストロゲンがありますが、お酒を飲みすぎているとエストロゲンを出にくくしてしまうようです。

つまり女性特有の症状である月経異常だったり、排卵が起こらなくなったりと卵巣の異常を起こしやすくさせるのだとか。

しかも恐ろしいことに、自然流産を増やすとも言われているので、これから結婚を考えている女性は特に気をつけていただきたいと思います。

ちなみに、1日に1杯程度のコーヒーはエストロゲンの体内濃度を上げるという報告もあるので試してみてくださいね。

または、大豆製品もオススメです!

お酒をやめて10年経った私のお肌は「ツヤツヤ温泉卵」のようだと...思います(笑)

アルコール依存症に現れる本当の後遺症

皆さんも知っての通り、アルコール依存症に完治はありません。

でも、自分の愚かな行為を反省し断酒することで身体的にも精神的にも回復は可能です。

底つき体験からの回復

アル中さんも自分がアルコール依存症だと気がつく頃にはもう、身も心もボロボロになっている人がほとんどでしょう。

私もずいぶん時間がかかったと思います。

ではなぜ気がつくかというと、身体を壊してしまっているから。

精神的にも不安定になっていると思うからです。

私の場合はまだ、仕事をしているわけでもないし社会的な立場に置かれているわけでもありませんでした。

もちろん、家族には多大な迷惑をかけまくってはいましたが...。

アルコール依存症の皆さんが底付き体験をしてやっと回復を目指すことになるのです。

底付き体験の代償

底付き体験、これを経験しないと回復への希望は持てません。

底付きの底ってどこ?って思ってしまいますけど、そりゃぁもう悲惨なものです。

長い間飲んできたお酒のせいで、健康も家族も仕事も地位も名誉もプライドも、もちろんお金も全部失くしてしまったのですから。

そう、残っているのは薄っぺらの命だけ。

そしてそのペラペラの命さえ失ってしまう人も少なくはありません。

これが、底付き体験の代償ってこと?

崖っぷちの命

中には、底付きの代償があまりにも大きくて治療や支援を受けても間に合わないケースもあります。

私も通っていたディケアや自助会で何度も耳にしたものです。

自助会の帰りに自殺をしてしまった人、シアナマイドを服用しているのにお酒を飲んでしまい死んでしまった人。

きっと、その人たちは...

底付きからやっとの思いで這い上がろうとしたのに、社会的に復帰することが困難だったりしたのでしょう。

やっとつながっていた崖っぷちの命を自らの手で切り離してしまうのでした。

アルコール依存症が病気だと知らない

世の中にはアルコール依存症が病気だと知らない人や、自分がアルコール依存症だと気がつかない人もいます。

驚くことに、自分がアルコール依存症だと知り、治療や回復を目指す人より

アルコール依存症だと知らずに治療や支援を受けていない人のほうが多いようです。

そして、そのまま命を落としてしまう人がたくさんいるのだとか。

私の親戚にもいました。

アルコール依存症は病気

先ほど、後遺症とは交通事故等の後に現れる症状だと説明しましたが、後遺症は病気の場合でも起こり得ます。

アルコール依存症の後遺症をひどくしないためにも、アルコール依存症は病気だと知る必要があるようです。

大酒飲みとの違い

私の親戚には私から見るとアルコール依存症だと思える人が数人いました。

もうすでに亡くなっていますが、きっとアルコール依存症の治療も支援も受けていなかったと思います。

と言うか、今考えても本当に不思議なのですが

アルコール依存症って知る人ぞ知る?的なことはありませんか?

最近でこそ、情報社会なのでかなり認識されているとは思いますが

身近にアル中やアルコール依存症がいないと全く知らない人が多いと思うのです。

また、言葉は知っていても自分とは全く無縁な世界だと思っている人もいるのでは?

自分のことを「ただの大酒飲み」だと思っていて治療や支援につながらず、いとも簡単に命を落としてしまうのではないでしょうか。

専門医につながらない

そんな大酒飲みの親戚も年を取り飲酒による体調の不調を感じることになります。

でも、ただ何となく胃の調子が悪いとか体調が悪いとかでしょうか。

そして医者に言われるのです、「お酒は控えめにしてくださいね」

そしてそして、お酒をちょっと控えめにして体調が戻るとまた飲んでしまいます。

だって内科医に「お酒は絶対やめてください、専門病院に行ってください」とは言われませんから。

病気だと言われていても

アルコール依存症が病気だと言われて納得するのは本人たちだけではないでしょうか。

周りの人、家族や親戚、職場の人や友達は納得いかないはずです。

「何を言ってやがる、好きで散々飲んでおいて病気だと~!!」

ってなもんです。

だから、私は償っていくしかありません。

そう思うことしかできないのです。

私の後遺症は贖罪でした

何回も言いますが、アルコール依存症は病気です。

でもそれは、アルコール依存症さんの都合の良い言い分だと思ってしまいます。

許してくれているのに

長い期間アルコール依存症として生きてきて、ある日から断酒を始めれば許されるということではありません。

どんなに「アルコール依存症は病気なんだよ」と言っても、他の病気とは種類が違います。

当然、許してはもらえないでしょう。

いえ、もうすでに許してくれているのかもしれません。

ですが、これからも一生罪を償っていかなくてはならないと思っていたいのです。

そう、贖罪なのです、私の後遺症は。

もう、誰も何も憎んでなんかいないのに

もう、誰も迷惑だなんて思っていないのに

自分1人だけがいつまでもいつまでもウジウジ引きずっている...

あの頃を取り戻したい

どんなに足掻いても時間をあの頃に巻き戻すことはできません。

あの頃とは、アルコール依存症になる前のこと。

まだ若かった私たち夫婦、幼かった子どもたち。

とても幸せでした。

そんな幸せをボロボロに踏みにじってしまった私。

せめて、あの頃と同じ気持ちになるまで償っていきたい。

そう願わずにはいられません。

毎日、そんな想いを胸に断酒を続けていきたいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さまの心と身体の健康を心からお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ド貧乏な家に生まれ、両親は離婚して更にド貧乏。やっと小金持ちの男と結婚できたと思ったらちょっとアウトローな男だった。 幼少期から、アル中になる素質、深い闇はあったのかもしれないけれど、結婚生活のさなか、キッチンドランカーから本格的なアル中に。子供3人育てながら毎日お酒、飲んでました…。あれからウン十年、今は全く飲んでいません。少しだけ幸せになれました。

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