こんなに抜けるなんて!アルコール依存症の抜け毛について
あなたの髪の毛、異常に抜けてませんか?
男性も女性も私の年代(60代)になると髪がだんだんと薄くなってきて気になる方もいると思います。
とくに私たちアルコール依存症はお酒ばかりを優先してしまい、自分の身体に目を向けなかったため毛髪にも影響が出ていますよね。
飲んでいる頃はシャンプーをすると排水溝にたくさんの髪の毛がたまっていたなんていうこともありました。
お酒と髪の毛って一見、何の関係もないようですが実は深い関係があるようです。
今日は、お酒と薄毛・脱毛の関係について解説しています。
ぜひ、ご覧くださいね♪
こんなに抜けるなんて!
私は昔、ロングヘアー美人に憧れていたのでいつも長めの髪の毛でした。(顔は無視ということで)
当時の私は髪の毛が抜けることとアルコールなんて関係ないと思っていましたが
こんなに抜けるなんて!
なぜ?と思っていたのです。
抜け毛(脱毛)は生活習慣病?
抜け毛(脱毛)は生活習慣病です。
髪の毛が抜ける原因はさまざまありますが、単に毛髪や頭皮だけの問題だけではないことはご存知ですか?
いくら脱毛に効果あると言われている養毛剤や育毛剤をつけても改善したという話を聞いたことがありませんよね。
なぜかと言うと、抜け毛はアルコール依存症と同じように生活習慣による病気のひとつだからです。
では、どんな生活をしていると髪の毛が抜けやすくなるのでしょう。
1.食生活の乱れ
AGA(ハゲ)や抜け毛が多い人に共通してみられる食生活の特徴があります。
・甘いものや米、パン、麺などの炭水化物が好き。
・肉や油ものを摂ることが多いのに、野菜はほとんど食べない。
・インスタント食品やコンビニ弁当などを食べることが多い。
・暑いからと清涼飲料水をガバガバ飲む。(お酒もね)
このような食生活を毎日のように送っている人は栄養バランスも悪く、頭皮まで栄養が行き渡っていません。
栄養を頭皮まで運ぶのは血液、それなのに
炭水化物や脂質、添加物の含まれた食品を多く摂取しているため血液はドロドロ状態になり血液が流れにくくなります。
血流が悪いと頭皮まで栄養が届かず髪の毛の成長も妨げてしまうのです。
2.過度なストレス
現代人の誰もが抱えているであろうストレス。
適度なストレスは自分自身の成長のために必要だとも思えますが、過度なストレスとなると状況は変わってきます。
あまり過度なストレスをため込むと、自律神経のバランスを崩してしまい血管を収縮させてしまうのです。
血管が収縮すると乱れた食生活と同様、頭皮に栄養が行き渡りません。
そうなると、髪も栄養不足となり育たなくなったり抜け落ちてしまいます。
3.睡眠不足
睡眠が不足するとお肌の新陳代謝である「成長ホルモン」の分泌が悪くなる聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
頭皮もお肌の一部、髪の毛も同じように成長ホルモンの分泌が大事。
成長ホルモンの分泌は午後10時から午前2時ぐらいまでが最大だとされています。
連日、この時間に眠れていない人は成長ホルモンの分泌が促されてないようです。
4.運動不足
こちらもまた、抜け毛と運動に何の関係があるの?と思われる人もいると思いますが
運動も血流改善には大きな効果が期待できます。
身体を動かさないと血流だって悪くなり肩こりや腰痛なども引き起こしてしまいますよね。
つまり、あまり身体を動かさない人はけ血行が悪くなっているのです。
5.洗髪がきちんとできていない
洗髪(シャンプー)がきちんとできていないと、頭皮や毛穴の汚れが落とせなかったり詰まったままになります。
落ちなかった汚れは雑菌となり睡眠中に繁殖していたら炎症してしまうことも。
また反対に洗いすぎによる影響もあるようです。
これでは髪の毛も育つどころか抜け落ちても仕方のないことですよね。
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頭皮をマッサージできるし毛穴の汚れも確実に洗い落とします。
私も美容室で「後頭部の頭皮が硬くなってますね。」と言われてこちらを購入。
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6.遺伝
よくハゲは隔世遺伝だって聞きませんか?
隔世遺伝って、父親や母親から直接遺伝するのではなくて、祖父母からの遺伝のことになります。
なんでも、母親方の祖父からのハゲの遺伝は2分の1だとか。
また、母親方の祖母の父親つまり曾祖父(ひいおじいちゃん)がハゲている場合はさらに確率が高くなるようです。(全ての人が対象ではありません)
7.飲酒習慣
私たちがもっとも気になるのが飲酒と抜け毛の関係。
でも、ここまで数々の生活習慣を見てきたので何となく分かりますよね、飲酒が頭皮や毛髪によくないこと。
アル中さんは食生活も睡眠も運動もきちんとはできてなかった...。
大量飲酒による生活習慣の乱れが抜け毛の原因だと言えそうです。
でも、そんな生活習慣とは別な原因も。
詳しく見てみたいと思います。
アルコールが毛髪に与える影響
実際、私も飲んでいる頃はお風呂に入ったりシャンプーしたりがチョー面倒で適当でした。
それでも頑張ってシャンプーすると髪の毛が大量に抜けたのです。
髪の毛の傷みも激しくパッサパッサでした...^_^;
過剰な飲酒で
食事も睡眠も運動も、み~んな適度なら問題ないのは分かっています。
そしてもちろん、飲酒もね!
って、私たちアルコール依存症は適度な飲酒じゃなかったから薄毛になってしまったのでしょうか...(´;ω;`)ウゥゥ
もう皆さんも知っているように、お酒を飲むとアルコールを分解するためのアセドアルデヒドという有害物質が発生しますよね。
そして、アルコール分解にはアミノ酸も使われているのです。
お酒を飲んでアルコールを分解するためのアセドアルデヒドを無害化するためにはアミノ酸が必要になります。
ところが、髪の毛をつくるための成分にもアミノ酸のケラチンが使われているのです。
ケラチンをつくるためには18種類のアミノ酸が必須だとされています。
そのアミノ酸がこちら
(・シスチン・グルタミン酸・アルギニン・グリシン・ロイシン・アスパラギン酸・セリン・スレオニント・バリン・アラニン・プロリン・チロシン・フェニルアラニン・リジン・イソロイシン・メチオニン・ヒスチジン・トリプトファン)
その中でも特にアルコールを分解する際に必要になるのが「シスチン」や「メチオニン」。
大量な飲酒で髪の毛の重要な成分がアルコール分解に使われてしまうため髪の毛が育ちにくく、抜け落ちてしまうのです。
また、男性の場合
大量飲酒で分解できなくなるほど取り込まれたアセドアルデヒドは悪玉男性ホルモンの「ジヒドロテストステロン」の分泌を増加させてしまうようです。
このジヒドロテストステロンの増加により、男性型脱毛症の原因になることも。
薬の副作用
アルコール依存症でお薬を何も飲んでいない人はそんなにいないと思います。
少なくても、アルコール依存症の治療を受けている人なら何かしらのお薬を使っていますよね。
私も今は、直接アルコール依存症でのお薬は飲んでいませんが
アルコール依存症からの糖尿病でお薬をもうかれこれ16年程、飲み薬とインスリン注射を続けています。
これって抜け毛の原因になるのでしょうか。
薬の副作用で抜け毛って言うと、すぐに抗がん剤が思い浮かびます。
実際、うちの旦那が膵臓ガンで抗がん剤治療していた時には枕に白髪がたくさん落ちていました。
でも、抗がん剤治療を受けたのはたったの3回だったと思うんだけどな~。
ほかには、糖尿病治療薬、抗うつ剤、消炎鎮痛剤、食欲抑制剤などもあるようです。
え?糖尿病治療薬も...(-_-;)
やっぱりお薬の影響もあるのですね、私の薄毛...。
ウソです、私は白髪はすごいけど抜け毛はまだ大丈夫でした!
抜け毛は生活習慣で改善できる
なんか巷では、アルコール依存症にはハゲが多いとか噂されているとかいないとか...(笑)
抜け毛・脱毛と一言で言っても、その種類はたくさんあって原因もさまざまでした。
また、正確にはハゲ(AGA)と抜け毛・脱毛は違うようですがそこはご愛敬で(笑)
今日ここで紹介したほとんどがアルコール依存症はじめ生活習慣病が原因で起こる抜け毛でしたね。
ならば、生活習慣を改めることで抜け毛も改善できるのではないでしょうか。
たとえば、食事
髪の毛に良いと言われるとワカメなどの海藻類を思い浮かべる人もいると思いますが
毛髪も頭皮も身体の一部、身体を構成する大本はタンパク質です。
毎日の食事にはタンパク質をはじめ、髪の毛の育成をサポートするミネラルやビタミンも取り入れるようにしましょう。
なかなか取り入れるのが難しいという人は、サプリを使ってみるのもアリだと思いますよ。
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私たちアルコール依存症の目標は断酒して自律すること。
断酒によって食生活や睡眠、運動なども良い方向に変えられます。
何かを変えることって、とても勇気がいると思います。
でも、その勇気があなたのこれからを支えてくれるでしょう。
断酒して健康になればキレイな髪の毛を取り戻せますよ!(男性もね~)
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さまの精神と身体の健康を心からお祈り申し上げます。