アルコール依存症で苦しんだ主婦の備忘録

アルコール依存症はカウンセリングで治せるの?家族と当事者どっちが受けるもの?

2021/03/31
 
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ド貧乏な家に生まれ、両親は離婚して更にド貧乏。やっと小金持ちの男と結婚できたと思ったらちょっとアウトローな男だった。 幼少期から、アル中になる素質、深い闇はあったのかもしれないけれど、結婚生活のさなか、キッチンドランカーから本格的なアル中に。子供3人育てながら毎日お酒、飲んでました…。あれからウン十年、今は全く飲んでいません。少しだけ幸せになれました。

こんにちは、アルコール依存症のバービーです。

皆さんは、カウンセリングって受けたことはありますか?

私は、アルコール依存症の専門クリニックで臨床心理士のワーカーさんにカウンセリングしてもらったことがあります。

そして、現在は私も心理カウンセラーを目指して勉強中なのですが、カウンセリングって具体的にはどんなことなのでしょうか。

今日は、アルコール依存症はカウンセリングで治るのか、そして、カウンセリングとはどういうことなのかを解説してみたいと思います。

ぜひ、ご覧くださいね♪

カウンセリングとは

一般的に言うカウンセリングって、何か悩みや問題を抱えた人がそれを相談すると解決に導いてくれるアドバイスが返ってくると思いますよね。

ところが、私がアルコール専門病院で相談したワーカーさんは

「カウンセリングとは問題解決のために共に考えていく作業なんですよ。」

と仰い(おっしゃい)ました。

カウンセリングとは解決方法を教えてくれたり、アドバイスしてはくれないものなのでしょうか。

カウンセリングとは協同作業

カウンセリングで相談に乗ってくれる人をカウンセラーと言います。

そして、相談者をクレイエントと言います。

カウンセリングは通常、無料ではやってくれません。

クレイエントはお金を払って、自分の悩みや問題を相談するのです。

だったら当然、相談内容に対して的確なアドバイスをし、悩みや問題を解決してくれるのではないの?と思ってしまいますよね。

いいえ、カウンセラーはその悩みや問題に対しての解決方法は教えてくれません。

カウンセリングとは、クレイエントの悩みや問題に対して共に考え答えが見つかるまで共同作業をしてくれることです。

カウンセラーは、クレイエントの悩みや問題の重荷が軽くなるように導いてはくれるのですが

クライアントが今後、何か悩みや問題を抱えても自分自身で解決する力を育てる方法を一緒に考えるのがカウンセリングだということになります。

カウンセラーがアドバイスをしてしまうと、カウンセラーに依存してしまい自分自身で解決する方法を見出すことが難しくなってしまうからだそうです。

カタルシス効果が得られる

カウンセリングって、何か相談したら適格なアドバイスを教えてもらえるのかと思ったのに、ガッカリ...

と思っている、そこのあなた!

そんなにガッカリしなくても大丈夫ですよ。

カウンセリングでアドバイスを受けることができなくても「カタルシス効果」を感じることができるのです。

アドバイスが助言や忠告ということなら、カタルシスとは精神を無にしてくれるということ。

悩みや問題でいっぱいいっぱいになった精神(心)を洗い浄化してくれるのです。

心が浄化できたら、自分自身の悩みや問題に客観的に向き合うことができます。

そうすることによって、それまでに気づかなかったことに気づいたり、モヤモヤしていたことがスッキリして

問題解決に導かれるようですね。

これが「カタルシス効果」でありカウンセリングで得ることができます。

アルコール依存症はカウンセリングで治るの?

アルコール依存症はカウンセリングでは治せません。

なぜなら、アルコール依存症は病気であり、病気はカウンセリングだけでは治らないからです。

ここでは、なぜ病気はカウンセリングでは治らないのか詳しく見ていきましょう。

治らないが効果はある

アルコール依存症は不安症やうつ病と同じ精神疾患です。

だから、アルコール依存症は専門の病院である精神病院での治療が必要となります。

アルコール専門の精神病院では治療の一環としてカウンセリングがあります。

カウンセリングでカウンセラーの心理療法を受けることでクライエントである患者が自分自身の問題に気づきをもらいます。

たとえば、ものの考え方に偏りがあると、どのような偏りなのか自己点検し、その偏りが依存症にどんな影響を与えているのか考えていくことができます。

私が受けた認知行動療法も何でお酒が飲みたくなるのか、飲んでしまうのか、お酒に走ってしまう前の心理や行動に目を向けます。

そして、その心理や行動が分かってくると、そうならない気持ちや行動に切り替えればお酒を飲まなくなると気づくわけです。

ここで重要なことはカウンセラーがそれを教えてくれるのではなくて、クライエントである自分自身が気づくこと。

アルコール依存症に完治はありませんが、断酒によって寛解はできます。

カウンセリングによって断酒する気持ちまで気づかせてくれることは可能なのではないでしょうか。

共に考えることで、解決方法を自分で見つけることができたら嬉しいですよね。

家族と当事者どっちが受けるもの?

アルコール依存症のカウンセリングの場合は家族と当事者、どっちが受けるのでしょうか?

これは私の個人的意見ですが、アルコール依存症ご本人とご家族の方では立場が違うので受けるなら各立場で受けたほうが良いと思います。

ただ、家族がカウンセリングを受けたとしてもアルコール依存症者を変えることはできません。

アルコールデイケアでの学習時間でも「過去と他人は変えられないけど、未来と自分は変えることができる」と習いました。

他人(ひと)を変えることはとっても難しく、家族がいくら良い気づきができてもアルコール依存症を治すことはできないでしょう。

ですが、カウンセリングで得た気づきで自分の考え方が変わるかもしれません。

アルコール依存症者である家族への捉え方が変わり、それまでのかかわり方を変えてみることができるようになるでしょう。

それまではただお酒をやめて欲しいばかりで

「何でまたお酒を飲んでるの?」「もう飲むのはやめてって言ってるのに!」

などと責めてばかりいたのに

「何でお酒を飲んでしまうのだろう」「どうしたら飲まなくなるのだろう」

と視点が変わることもあります。

すると、アルコール依存症者への意識も変わってくるのではないでしょうか。

カウンセリングとは違いますが、自助会の断酒会やAAで家族が参加する会がありますが、そちらでもたくさんの気づきがもらえるようです。

参加者同士で共同作業をしている状態なのでしょうね。

また、アルコール依存症者ご本人のカウンセリングも、カウンセリングを受けたからと言って依存症自体は治るものではありません。

しかし、専門知識を持ったカウンセラーに相談することで、誰にも理解してもらえない苦しみや辛さを吐き出し受け止め共感してもらえるだけでも

クライエントの心の重荷は軽くなるようです。

そして、どうしたら今後お酒を必要としない生き方ができるのか、家族との隙間をどう埋めていったら良いのかなど

共に考え、共同作業で解決方法を探していくことで自分の生きる術を見つけることができるかもしれません。

カウンセリングはどこで受けるの?

どうやら、アルコール依存症でお悩みや問題がある場合はカウンセリングを受けたほうが安心できそうですね。

もし、悩みや問題を誰にも相談できずにモヤモヤ、イライラしていると精神的負担がたまりストレスフルな状態が続いてしまうでしょう。

でも、カウンセリングって何だか勇気がいるし、カウンセリングを受けること自体にストレスを感じてしまいそう。

もっと楽な気持ちでカウンセリングを受けることはできないのでしょうか。

カウンセリングを受ける場所による?

カウンセリングと言うと、カウンセリングルームなどでカウンセラーと対面して相談する方法を想像してしてしまいますが

ちょっとハードルが高いと感じる人もいるようです。

最近では、インターネットの普及に伴いメールやビデをなどオンラインで受ける形が増えてきています。

電話で相談という方法もありますね。

カウンセリングを受ける方法は、クライエントが相談しやすい形が1番だと思いますが、それぞれどんな特徴があるのでしょう。

・カウンセリングルーム

カウンセリングルームはこちらから出向く必要があるので、場所の把握や交通費などコストがかかります。

知らない場所に行くだけでも緊張してしまいますよね。

・病院

私のようにアルコール依存症の治療の一環としてカウンセリングするのなら良いですが

カウンセリングだけ受けるために病院にかかるのは、それなりに費用もかかります。

でも、アルコール依存症の治療を受けたいと思っている人には一石二鳥ではありませんか?

・企業

企業である会社では担当の上司なり産業医にまずは相談します。

そこから、専門のカウンセラーにつないでくれると思うので無料で受けることができるでしょう。

・学校

学校の場合も、まずは担任や保険の先生を介して専門のカウンセラーに相談します。

費用は無料というところが多いようです。

ちなみに、孫の小学校でも定期的にそのようなお知らせがあり、相談したい生徒や保護者を募っています。

上記のようなカウンセリングはやはり、何と言ってもハードルが高いというハンデがありませんか?

それに対して、オンラインならカウンセラーが目の前にいないことで緊張することもなく本心が語れるのではないでしょうか。

もちろん、カウンセリングは話したくないことは話さなくても大丈夫。

自分が相談しやすい環境が1番なので費用なども含めてカウンセリングのホームぺージなどで調べてから予約することをおすすめします。

ここでは、簡単に相談できる方法のひとつ、ココナラさんのお悩み相談・カウンセリングをご紹介しますね。

本格的なカウンセリングではハードルが高い人にとってお試し体験できるのではないでしょうか。

ココナラでお悩み相談・カウンセリング

ここまで、アルコール依存症の悩みや問題をカウンセリングするなら当事者と家族のどちらが良いのか見てきましたが

結果的には、どちらにも効果はあると思います。

ですが、一緒に相談することはおすすめしません。

家族が一緒だと言いたいことも言えませんよね。

いずれにせよカウンセリング自体は効果があると思うのでぜひ、良いカウンセラーを探して相談してみてくださいね!

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さまの心と身体の健康を心からお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ド貧乏な家に生まれ、両親は離婚して更にド貧乏。やっと小金持ちの男と結婚できたと思ったらちょっとアウトローな男だった。 幼少期から、アル中になる素質、深い闇はあったのかもしれないけれど、結婚生活のさなか、キッチンドランカーから本格的なアル中に。子供3人育てながら毎日お酒、飲んでました…。あれからウン十年、今は全く飲んでいません。少しだけ幸せになれました。

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