アルコール依存症を自覚させるには!アル中の家族の接し方
皆さん こんにちは アルコール依存症のバービーです!
10月に入っていきなり寒くなりましたね。
近年、秋の気配を感じないのは私だけでしょうか?
暑い夏が終わると、あんまりビールが恋しいこともなくなったとは思いますが、寒くなったら寒くなったで熱燗が恋しくなるこれからの季節...
恋しくなるくらいならまだ良いですが、朝から飲みたいと感じていたり仕事中もお酒のことばかり頭に浮かぶようなら、もう私たちの仲間(笑)
そこで今回は、「アルコール依存症を自覚させるには!」を、家族の方の接し方を含めて考えていきたいと思います。
ぜひ、ご覧くださいね♪
アルコール依存症を自覚させるには!
アルコール依存症ってなかなか自覚しないし認めないんですよね。
そして、アルコール依存症かどうかのボーダーラインもかなりあやふや。
どうしたら、アルコール依存症だと自覚させられるのでしょうか?
変化に気づく
自分、あるいは家族や身近な人から見てどのように感じたらアルコール依存症なのでしょうか?
どうしたら、アルコール依存症だと自覚できるのか自身のことを振り返りながら考えてみました。
- 毎日飲むようになった(休刊日をつくらない)
- 夜寝る寸前まで飲むようになった
- 以前より飲酒量が増えた
- 以前より濃いお酒を飲むようになった
- つまみなど食べないで飲むようになった
- 周りから少し飲みすぎだと言われるようになった
- 何をするよりお酒を飲むことが楽しみになった
上記が私がちょっとおかしいなと思うようになった変化です。
でも、この変化だけだと周りの人は気が付かないかもしれませんね。
家族や身近な人が感じられる変化は
- お酒が原因で約束を破ることがある
- いつも二日酔いみたい
- いつも酒臭い
- いつも体調が悪そう
- 昼間から酒を飲みたがる
- いつも暗い(反対に妙に明るい)
- 攻撃的になった
ただの酒好きさんもいるので見破るのは難しいかもしれませんが、明らかに日常生活に支障をきたすようになってきたら完全にアルコール依存症です。
この変化に気づき「ちょっと以前の自分とは違う飲み方だな」と自覚した時点でやめられれば良いのですが、なかなかそうはいかないのがアルコール依存症の怖いところ!
意外と気が付かない?
私の場合、お酒をやめるように意見してきたのは旦那しかいません。
子どもは当然、アルコール依存症なんて知らないし、お酒を飲む(飲みすぎる)ことが悪いことだとも知りません。
友達もいましたが、その頃はまだ深刻なアルコール依存症ではなかったのでちょっと控えるように言われただけでした。
しかも、私は完全な主婦で仕事もしてなかったので迷惑をかけるのも家族、旦那だけでした。
そう言えばうちの旦那も飲む人だったので、私がお酒でぶっ倒れて病院に行くまでやめろとは言わなかったな。
そんなにひどい状態になるまで誰も気が付かなかったんですね~、私ってすごい(笑)
それでも、まさか自分が!妻が!母親が!
アルコール依存症だってことに気が付かないんです~!
てか、アル中は知っていてもアルコール依存症は知らないんですよね。
家族の接し方
家族がアルコール依存症みたい...
一刻も早くお酒をやめさせなければ!と焦りますよね。
だから、何かと意見したり世話をやいたりしがちですが...
下手に意見しない
私は、病院に救急で行って出た結果が
何回もお伝えしていますが、肝臓の数値であるγが15,000超え。
いつ死んでもおかしくない状態だったのです。
そして、この時は知らなかったのですが急性膵炎にもなっていました。
なぜ、知らないかというと、私は痛みでそれどころではなかったし、旦那は関心がないから。
普通、肝臓の数値に驚いて私を心配するとか、飲酒を責めるとかすると思うのですが
なかったな~(-_-;)
しかし、これでお酒をやめたかと言うと、当然やめられることはなく退院後1ヶ月ほどで元の飲み方に戻ってしまったのです。
この時も最初は隠れて飲んでいましたが段々と、堂々と飲むようになり家事が思うようにできなくなったりすると旦那は怒るようになりました。
「また酒を飲んだんだろ?どれだけ飲んだんだ?」
「ちょっとしか飲んでないよ」
「お前のちょっとはこれぐらいか?」と両手を広げます。
これをしばらく繰り返すのです。
言われれば言われるほど頭にきてさらに酒をあおります。
一気に給油しないと気が済みません。
そして、旦那に殺意を抱いてしまう自分がいました。
飲んでる時に「やめろ」とか言われると、ますます飲みたくなるんですよね~。
急に意見しなくなった旦那
うちの旦那は割と建設的にものをいう人でしたが、お酒に関してはただやめろとしか言いませんでした。
商売柄(キャバクラ経営)アル中の知識はあったと思いますがアル中=アルコール依存症だということも知らないし、そしてアルコール依存症が病気だということも知らなかったのでしょう。
私が、アルコール専門の病院に通いはじめてもお酒はすぐには止まりませんでした。
ある日、※抗酒剤のビンに水を入れて旦那の前で抗酒剤を飲むふりをしたのですがバレてしまいました(笑)※抗酒剤:お酒を少しでも飲むと二日酔いのような激しい苦しみを感じる薬
それに怒った旦那は、私を連れて私の通う病院に。
そして院長に自分の怒りをぶつけたのです。
ところが院長は呑気に「そうなんですよ~、アルコール依存症は病気ですからね~、ほっておきゃいいんですよ~ほっておきゃ」と無気力に答えました。(笑)
すると旦那は、あれだけ怒っていた怒りも収まったみたいで「あ~そうなんだ?今まで俺がやってきたことは間違いなんだ、アル中は言ってもしょうがないんだ、ほっておきゃいいんだ~」
と思ったそうです。
もちろん、みんながみんな同じではありませんが、あまり干渉してもやめるアル中さんはほぼ、いないでしょう。
私も旦那が私のお酒にとやかく言わなくなったら、段々と飲酒欲求もなくなってきて断酒が落ち着いてきました。
家族ができること
アルコール専門病院でおこなわれるデイケアは心(精神)のリハビリです。
もちろん、プログラムには運動もありますけどね。
だから、家族ができることとしては、まるで無関心ということではなくて
なるべく医療や自助会につなげてあげること。
同じ悩みを持つ仲間がいることを知り、ホッとするし精神的な支えとなります。
先行く仲間(断酒している先輩)が断酒に成功していることを知ると自分も頑張ってみようと思います。
でも、本人は行きたがらないこともあるでしょう。
それでもあまり口うるさく言わずに見守ってあげてください。
本人も重々わかっているのです。
少しずつ少しずつ変わっていきます。
そして、できれば家族が自助会の「家族会」などに参加して、同じような悩みを抱える人の話を聞いてきてください。
自分の苦しみを吐き出してきてください。
きっと、分かち合えたり共感したりして気持ちが楽になると思います。
お仕事の都合などで時間がないという人はこんな方法もありますよ。
もし、私で良ければお話ししてみませんか?1人でくよくよ悩むより、何か解決の糸口が見つかるかもしれませんよ!
気が向いたらお電話してくださいね!!
また、ココナラでは各種ご相談も受け付けています。
アルコールの問題以外のお悩みも相談できるのでぜひ、活用してみてくださいね!
今すぐは無理でも、症状が悪くならないうちに断酒をおすすめします。
断酒さえすれば必ず、明るい未来が訪れますよ!
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
webライターやってます。