【母との同居・介護】平均寿命と健康寿命の差が長い高齢者|延命措置は必要?
前回の記事で介護保険サービスを利用するためには、要介護認定で要支援や要介護の認定を受けなくてはならないことをお話しました。
前回の記事はこちらから▼
【半毒親の母】同居・介護で始まる介護保険サービスってどんな保険?
40歳から頑張って介護保険料を支払ってきたのに、認定があるなんて知らなかった~という人もいるのではないでしょうか。
高齢になってから利用するかもしれない介護保険サービスですが
できれば、介護なんて受けないで自力で生活していきたいですよね。
できれば、命の尽きるその日まで健康に過ごしたいものです。
そこで今日は、平均寿命と健康寿命について考えてみました。
ぜひ、ご覧くださいね♪
目次
平均寿命と健康寿命
平均寿命:厚生労働省「平成28年簡易生命表」
健康寿命:厚生労働省「第11回健康日本21(第2次)推進専門委員会」資料(平成28年)より算出
日本は世界的にも長寿国として有名ですが、健康寿命はどうなのでしょう。
健康寿命とは、自分の命が尽きるまで誰の介助も必要とすることなく自分自身の力で生きていく生存期間のことをいいます。
健康寿命の短い高齢者
健康寿命とは介護の世話にならず自力で生活していける生存期間。
いくら平均寿命が長くても健康寿命との差が開いていてはあまり嬉しくないですよね。
たとえば、現在81歳の母が90歳まで生きたとします。
しかし、79歳で骨粗鬆症になり腰を圧迫骨折してしまいました。
要介護2と認定され介護保険サービスを受けることができるのです。
これは、79歳で健康寿命が尽きたということになります。(実際はもっと前からですが)
90歳で亡くなっても健康寿命との差が11年もあるわけです。
これって喜んでいいことでしょうか?
90歳まで生きて大往生したといえるのでしょうか?
平均寿命ばかりに目を向けて、長生きさせることばかりが優秀な国のように思われるのはどこか矛盾を感じてしまうんですよね~。
てか、私が冷たい人間なのでしょうか?
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が招く介護生活
高齢とまではいかなくても、私のような初老?の女性でも骨粗鬆症に陥りやすくなります。
女性は閉経すると極端に女性ホルモンの1つエストロゲンの分泌が減ってしまうからです。
オカンも典型的な骨粗鬆症となり、以前は恥骨骨折も知らない間に起こしていました。
特に転んだり重い物を持ったりしなくても折れる時は折れてしまう高齢者の骨。
それが、寝たきりを招いてしまうのですよね。
寝たきりになれば、当然、介護も必要になり健康寿命もその時点でストップしてしまうのです。
そのため、平均寿命と健康寿命の差は女性のほうが男性より長いこともうなずけますね。
驚いたことに、私も数ヶ月前にいきなりあばら骨に痛みを感じ、我慢できなくて整形外科に行くと
オ~マイゴット!!
知らない間に鋤骨骨折していたのです~(-_-;)
でもまぁ、数週間で治りましたから介護は必要なかったですけどね。
でもこれ、もし入院にでもなったていたら大変でした。
そんな時に加入していると安心なのが医療保険ですよね。
そこで、今回おすすめしたいのが
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延命措置は必要か
ちょっと話が飛躍してしまうかもしれませんが、上記の平均寿命と健康寿命の差が長いことを踏まえた上で
延命措置が必要なのか必要ではないのか考えてみました。
延命措置に対する思い
延命措置については様々な意見をお持ちだと思います。
そもそも、アル中になんかなってしまった浅はかな思考の私が思うことなど何の参考にもならないと思いますが
私はオカンを早く楽にしてあげたいと思っています。
てか、オカンはまだ延命治療など関係ない段階ですけどね(笑)
でも、本人は痛くて痛くて死にたいといっているのです。
そして、生きることに希望もないし楽しみもないようです。
私は娘としての責任感だけでオカンを引きとり世話や介護をしようと思っていますが
母に長生きしてほしいとか早く死んだら嫌だとかいう感情はありません。
高齢者の圧迫骨折なんて現状維持なら多少期待できますが、良くなるなんて思えません。
もちろん、リハビリもさせようと思っていますが、本人にその気がなければ難しいですよね。
そんな状態で長生きしてほしいと望むことはできません。
ただ、残りの人生何年になるか数ヶ月になるかはわかりませんが
私と暮らしている間は少しでも笑顔になってほしいと願うばかりです。
延命措置拒否&リビング・ウィルのすすめ
Twitterでもツイートしましたが、私は延命措置拒否の文章リビング・ウィルを書き、署名しました。
実際のツイートはこちら▼
皆さんは延命治療について考えていますか?
私の場合、そう遠くもない命の終わりを安らかに終えたいたと思うのですが、何も対処してないとなかなか逝かせてもらえないようです。
なので下記のような書類をダウンロードしました。
これで大丈夫なのかしら? pic.twitter.com/iALN8B80Mk— バービー@元アル中 (@arukono2) January 13, 2022
リビング・ウィルとは、人生の終末期に入り、最期に医師による治療を受けるのか拒むのかを意思表示する文書になります。
私はもちろん、拒否です。
母にも署名してもらいました、もちろんもちろん拒否です(笑)
中にはお父様やお母様とお別れしたくないのか延命を望む人もいるでしょう。
どんな目的なのかはわかりませんが、延命措置を望む家族もいますよね。
果たして、患者であるお父様やお母様はそれを望んでいるのでしょうか?
延命措置とは
ご身内の方の生命を維持するためには延命措置をしなければなりません。
お父様やお母様に生きてほしい、あるいはご本人が生きたいと願えば
人工呼吸器をつけて、点滴や胃ろうなどで人工栄養、排泄ができず結果的に人工透析になることもあります。
体中に管が備え付けられるのです。
そんな姿さえ見たくないと思いませんか?
それでもお子さんなら別問題ですが...。
ご身内の方がこんな状態になるまで生きてほしくないとお考えでしたら
イザという時、判断に困らないように早めの対処をおすすめします。
お父様やお母様の意識がハッキリしているうちにリビング・ウィルの作成をしておくと安心ですよ。
あなたも後悔のない最期を迎えるためにリビング・ウィルの作成を考えてみませんか?
ちなみに、リビング・ウィルの例文はこちらを参考にすると書きやすくなると思いますよ。
何だかとっても冷徹人間のような私ですが...確かにそうです(笑)
でも、私のような理由ばかりではなくやむにやまれぬ事情を抱えている方もいるでしょう。
どちらにせよ、こんな方法もあるのだよということだけはお伝えしたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
webライターやっています。