アルコール依存症を克服した60歳主婦の奇跡の備忘録

母親の介護をするために、同居することになりました!

 
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ド貧乏な家に生まれ、両親は離婚して更にド貧乏。やっと小金持ちの男と結婚できたと思ったらちょっとアウトローな男だった。 幼少期から、アル中になる素質、深い闇はあったのかもしれないけれど、結婚生活のさなか、キッチンドランカーから本格的なアル中に。子供3人育てながら毎日お酒、飲んでました…。あれからウン十年、今は全く飲んでいません。少しだけ幸せになれました。

久しぶりの更新になります。

実はこの度、実家で一人暮しをしている母親を引き取り我が家で介護をすることになりました。

いきなり、ということでもないのですが

なんせ、何もかも私が動かなくては事が進まないため忙しくしておりました。

そして、いくら自分の親とはいえ40年以上も離れて暮らしていたので

たまに行き来していただけでは見えない部分がたくさん隠れていたのです。

ということで、今日から数回に分けて親の介護についての問題点や感じたことなどを綴っていきたいと思います。

ぜひ、ご覧くださいね♪

母親の介護をするため、同居することになりました!

最近の高齢者は70歳代80歳代でも元気でお若く見える人が多いですよね。

うちの母も80歳を少し過ぎたばかりで、それほど高齢でもないと思うのです。

でも、一昨年の暮れに腰を圧迫骨折してしまい、それからというもの一気に介護老人へと変貌してしまいました...

トホホ

ことの始まり

そもそも私は、元々孝行娘なので(笑)

父親が亡くなってからはたまに実家に行って、食事の作り置きや日頃は難しい掃除などをしていました。

母は、自分の体が弱いと思っている人でその弱さをアピールするばかり。

でもその割には、これといった病名がつかず私も疑問に思っていたのです。

確かに、高齢なのであちらこちら弱っていることは間違いないでしょう。

病気というより、骨のほうが弱っているようで恥骨骨折や手根管関節症などはありましたね。

そしてついに、一昨年の12月に腰の圧迫骨折を起こしてしまったのです。

しかし、一昨年の12月といえば、我が家では旦那がいつ最期を迎えてもおかしくない状態。

さすがの母も、私に圧迫骨折のことはいいづらかったようで

私が知ったのは旦那が亡くなってひと月ほど経った頃だと思います。

電話の向こうで今にも泣きそうな声で痛みを訴えてきます。

しかし、私は孫の面倒もみていたので実家で寝泊まりして世話をするわけにもいきません。

なので、こちらへ連れてきて世話をすることになったのですが...。

2~3週間はいたでしょうか。

それなのに、母はいくら娘の家とはいえ気を使うのか自分の家に帰りたいといいます。

私だってそうしてもらいたい

だって孫の面倒だけではなく週に2回は来て泊って行く息子(孫の父親)の世話もあるのですから...ふぅ...

昨年はそれを2~3回繰り返しましたが、私が実家に通わなくてはならない事実は変わりませんでした。

我が家で世話をすることになった経緯(いきさつ)

私は車の免許を取ってから少しは乗っていたのですが、ほら、私ってアル中じゃないですか!(笑)

なので、ずっとペーパードライバーだったのですが

旦那がすい臓ガンになって病院に通うのに車が必要なため運転する羽目になったのです。

実家と我が家は車なら1時間もかからず行きます。

だから以前よりは実家にも通いやすくはなったんですけどね。

(とはいえ、大きな幹線道路はトラックがたくさん走っていて怖い)

ところが最近、母の様子がおかしい。

圧迫骨折で外出もできなくなったからか、ヤル気もないし食欲もない。

介護認定で要介護2になり訪問介護さんもお願いしたんだけど、マイナス思考になっている母は文句ばかりいいます。

「ヘルパーに買いもの頼むと、ろくなもの買ってこない」

「掃除もいい加減で呆れる」

ちっとも感謝の気持ちがないのです。

あ、私には2つ下の弟がいて

母の老後は当然、弟がみてくれるものだと思っていたのですが...(ほぼ決まっていた)

弟が離婚していたのです!!

ぎょえ~!でした。

しかも、弟も3年程前に胃ガン手術をしていて健康体とはいえません。

「そんならオカンの面倒は誰がみる~??」

健康ではない弟の家にほとんど動くことができないオカンが行って、共倒れか!

我が家はというと、4月からは中学生の孫が自分の家に帰るため私は晴れてお一人様生活を満喫~!!

という期待も虚しく、我が家で母の介護をするため同居となったのでした(-_-;)

親の介護は誰がする?

うちのオカンは悲劇のヒロインでいることが大好き。

いつも自分が弱者でありたいのです。

決して自分から、私と弟のどちらかに面倒をみてもらいたいなんていいません。

親の介護は子どもの義務?

介護の問題に頭を抱えている方も多いでしょう。

それを考えたら私なんてまだまだマシなほうかもしれません。

義両親の介護の経験もないのですから。

Twitterで母のことをつぶやくと、義両親の介護をしていた人や自分の親の介護をしていた人が多いことに驚きます。

皆さん、大変な思いをされてきたのに

「もっと優しくしてあげればよかった」

「当時はわからなかったけど、今なら気持ちがわかる」

などと、優しい言葉をつぶやかれていて...(´;ω;`)ウゥゥ

ところで、介護って子どもがするって決まっているのでしょうか?

介護の一般的なイメージって嫁ですよね。

嫁っていうのは息子の奥さん、息子は子どもだし、やっぱり子どもに義務があるのかしら。

民法877条1項では「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある」と定められています。「直系の血族」とは、祖父母や父母、子どもや孫などを指します。

出典:PRESIDENT Online

扶養の義務ってことは、やっぱり子どもに介護の義務があるのですね~。

でも、嫁に義親の介護をする義務なんて書かれてませんよね。

ところが、民法第752条では「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」なんて違うことが定められているみたい...

どっちなんだい!

どちらにせよ、親の介護は身内(特に女性)の誰かがすることが多くなりますよね。

でも、今は介護保険制度があるので昔に比べたらだいぶ楽になったのでは?と思うのですが...

現実はそうでないケースがあるようです。

ということで、ここではうちのオカンの介護と照らし合わせながら様々な介護について考えていきたいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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