アルコール依存症の原因て何?うつ病とセットの人が多い理由
アルコール依存症の原因というと、物理的にはアルコールを長期間摂取することだと思います。
そうではなくて、何故アルコールを長期間摂取するかっていうことなんですよね?
私、個人的には原因て後からのこじつけだと思うんですけどね。
私も飲んでいた時は、あれが悪いこれが悪いと人のせいばかりにしてたけど、そんな状況は誰にでもあるはず。
やれ、子どもが言うことをきかない、やれ、旦那がむかつく、やれ、仕事がうまくいかない、やれ、姑がうるさい、やれ、お金がない、やれ、眠れない、などなどきりがありません。
アルコール依存症の原因は、人によって様々でしょう。
その原因が分かってれば、上手く回避したり解決したりとアルコール依存症の道を遠ざけられるはずです。
アルコール依存症の原因て何?うつ病とセットなの?
私もそうでした。
うつだからお酒を飲むのか、お酒を飲むからうつになるのか、ニワトリが先か卵が先かみたいなことです。
今考えてもよく分かりません。
でも最初の頃は楽しく飲めていたお酒なのに、次第に気分が落ち込み、その落ち込みをカバーしようと飲むというようなパターンを繰り返しているうちにひどくなり、アルコール依存症になる。
そんな人も少なくないのでは?
結果から言うと、うつ病の人がお酒に頼るとアルコール依存症になりやすいです。
うつ病がなくて、アルコール依存症になってからうつっぽくなった人は、アルコール依存症が回復するとうつも回復するようです。(わけわかんない?)
私がいい例です(笑)
私もアルコール依存症絶賛飲酒中の頃はチョ~うつでした。
なんせ、すぐに死にたくなっちゃうんですから!
あの頃の私の口癖は「死にたい」だったそうです。(自分では覚えてません)
で、自殺未遂経験数回。
だって生きていけませんよね、苦しくて辛くて。
毎日が自己嫌悪でどんどん地獄に引っ張られていくんですもの。
アルコール依存症の人、ほとんどの人がそうでしょうね。
うつの原因というのは、気分の落ち込み、ストレス、不眠、不安などです。
それがお酒を飲むことで、回避できるとなると飲まない手はありません。
でも効き目があるのは、やっぱり最初の頃だけ、耐性ができてしまいどんどん強いお酒を求めるようになりますからね
そして、お約束の悪循環でひどくなる一方です。
うつ病の人の飲酒はやめておいた方が正解です!
たまーに明るいアルコール依存症の人もいましたよ。
細かいことなんか気にしない、着てる服も毎日同じ、人に何言われようとヘッチャラ。(あれ?うちのじいさんか?)
反対に考えれば、そんだけ明るいのにアルコール依存症になるってのも理解に苦しみますけどね。
ならば うつ病を予防しましょう!
うつ病の原因とは?
先ほども書いたように、疲れや過剰なストレスなどがあります。
うつ病も、物理的に言うと神経伝達物質の異常で起こる病気なんです。
これに関係してくるのが、セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンという3種類の物質です。
過剰なストレスや過労などが引き金となり、この3種類の神経伝達物質が減少したり働きが低下してくるとうつ病の症状が現れてきます。
もちろん、病院での治療、投薬も必要ですが、ならないに越したことはありません。
それには、出来るだけ自分なりの規則正しい生活習慣をつくることが大事になってきます。
例えば、朝起きたら太陽の光を浴びる、食事は栄養バランスを考える、適度な運動をする、睡眠は時間より質にこだわるなどなど。
アルコール依存症になる人もこの規則正しい生活習慣が出来なくなっているはずです。
だから当然、うつのような症状が出てきます。
規則正しい生活をして、神経伝達物質の働きを正常にしてあげれば、うつにもならずに済むし、うつの症状も和らぐはずです。(これが全てではありません)
うつが解決すればアルコール依存症の道に引き込まれる心配も減るでしょう。
私が今、断酒が出来て継続していられるのはこの生活習慣が安定したからだと思っています。
何も難しいことはしていません。
だから、意外と
アルコール依存症の原因、うつの原因 は生活習慣だと思ってしまうんですけどね~!
そうなんです、アルコール依存症も生活習慣病の1つなんですよ。
以上、生活習慣病撲滅委員会でした(笑)