アルコール依存症をゲノム編集できるか?

いきなり、ゲノム編集って、何のこっちゃって感じですよね。
まぁ、自分の口から言うのも何ですが?
はっきり言って、私、バカですから
上手く説明出来なかったら、m(_ _)m
ゲノム編集って?
ゲノム編集というのは、DNAを書き換えるということかな?
私達に身近な話題としては、「遺伝子組み換えでない」なんていう表示のお豆腐や納豆なんかがありますよね。
意味もよく知らないで、何となく「遺伝子組み換えでない」食品を選んじゃいます。
何となく、遺伝子が組み換えられてるのって奇妙な感じがするから。
生物は、その細胞内に、自らを形作る設計図ともいうべき、ゲノムを持っています。ゲノム編集はその一部を、酵素で、はさみのように切除したり、加えたりする技術で、生物が本来持っていた性質を変え、新たな形質を作り出すことができます。(持論口論より)
ですって〜!
じゃあ、アルコール依存症も編集できるの?
アルコール依存症は遺伝だとも、環境だとも言われますよね。
ある研究では
アルコール依存症は複雑な疾患だが、明らかに遺伝性のパターンが見られる。これは、アルコール依存症を招く何らかの生物学的基盤が複数の遺伝子によって伝えられていることを示している。
例えばアルコール依存症患者とその子どもには、脳の活動に特有のパターンが見られる。こうした生理学的形質は、アルコールに対する反応に影響を及ぼす遺伝子変異を特定するのに役立つ。(日経サイエンスより)
そうなんですよね。
簡単に言ってしまえば、アル中は遺伝要素が大きいってことじゃないですか?
私もそう。
私の母は9人兄弟なんですけど、アル中が3人、ほぼアル中が3人います。
おまけに、母はアル中と結婚して私を生んだわけですから
もう100発100中のご命中!
間違いなくアル中の出来上がりです!!
でも、同じ兄弟でも母はアル中じゃないし、私の弟もアル中じゃない。
もちろん、お酒は飲みますよ。
不思議ですよね、そのゲノム🧬
ならば編集すればアルコール依存症にはならないのか!
アルコール依存症者は、お酒を飲んでも赤くなる人が少ないとか。
赤くなる人の血液を調べると、アセトアルデヒドの濃度が高くて、皮膚のほてりや動悸、脱力なとといった不快感を引き起こします。(アセトアルデヒドとは、アルコールの分解産物)
よく分からないので、省きますが
結局のところ、お酒を飲んで赤くなる人の遺伝子にはわずかな変異があり、この変異をもつ人はアルコール依存症になる可能性も低く、最も低い例では変異のない人に比べてリスクが1/6にとどまったということなんです。
お酒を飲んで赤くなる人はお酒に弱いなんていいますよね。
だから、アルコール依存症になる程飲めないということなんでしょうかね。
でも、アル中さんだって、最初は弱い人いますよね。
私も弱かったな〜、赤くなったし。
このアルコール依存症になるリスクが低い変異体を人間の体で編集したら、アルコール依存症になりにくいということであって、決してアルコール依存症にならないわけではないんです。
やっぱり、アルコール依存症の背景には遺伝的要素、環境、行動が関係していて、一概には言えないんでしょうね。
そして、研究者の予測では、人類がアルコール依存症に対して完全に勝利できるのはおよそ千年後とされている!
だそうですよ。
それでも、あなたはゲノム編集してまで飲みたいですか?
私は、「遺伝子組み換えでない」オバさんで我慢しておきます(笑)