もしかして肝硬変?アルコール依存症なら黄疸の見分け方を知っておこう
アルコール依存症の皆さん、あなたの肝臓は元気ですか~?
肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、多少いじめてもへこたれません。
きっと、アルコール依存症でも肝臓に痛みを感じる人は少ないのではないかと思います。
だからこそ、困ってしまうのですよね。
自分の飲酒で身体への悪影響を感じない。
それでは、なかなかお酒をやめられませんよね。
でも、知っていますか?
そんなことをしていたら、やがて恐ろしい肝硬変になってしまうかもしれませんよ。
今日はアルコール依存症さんがかかりやすい肝臓病の症状、黄疸について調べてみました。
ぜひ、ご覧くださいね♪
もしかして肝硬変?
肝硬変とは私たちアルコール依存症とは切っても切れない病気のひとつです。
お酒を飲みすぎることで引き起こしてしまうかもしれない怖い病気ですよね。
でも、安心してください。
いくら何でも、お酒を飲みすぎているからといきなり肝硬変になる人はいないと思いますよ!
肝臓はスーパー臓器
アルコール依存症さんならほとんどの人が経験している肝臓の病。
それだけストレートにお酒が肝臓に影響するのですね。
そうです、アルコールは飲んだらまず、肝臓で分解されます。
肝臓さんは働き者なので、飲んでも飲んでも分解しようと頑張ってくれるのですが
あまりにも頻繁に大量なアルコールが入ってくると、そりゃぁ疲れますよね。
それに肝臓はアルコールの分解だけ行ってくれるのかと言うと、そうではありません。
食べ物の栄養分を貯蔵したり、薬剤や不要な老廃物を分解・解毒したりしてくれます。
また、胆汁を分泌し、脂質の消化も助けてくれ生命を維持するためには欠かせないスーパー臓器なのです。
肝臓の病気
そんな立派な肝臓さんなのに、私たちの強引な飲酒のせいで弱ってしまうことがあるのです。
皆さんも身に覚えがあるんじゃないですか??
・アルコール性脂肪肝→アルコール依存症でまずかかる肝臓の病気が脂肪肝です。
中性脂肪が肝臓に蓄積されることで起こる病気。
お酒なのになぜ、中性脂肪なの?と思われる方もいると思います。
そんな方はこちらの記事を参考にしてくださいね▼
お酒をたくさん飲む人が脂肪肝になるのは、肝臓で中性脂肪の生成を促進する酵素を発生させてしまうからなのです。
進行すると常に疲れなどを感じてしまい余計に飲酒欲求が高まってしまうようですよ。
私も、どこが具合が悪いと言うことではないのだけど、いつも怠く疲れを感じていて、常にアンニュイでした(笑)
そして、次の段階まで進んでしまうと
・アルコール性肝線維症→脂肪肝が改善しないままお酒を飲みすぎていると広い範囲で細胞に炎症が起こり、線維が沈着します。
疲労感、食欲不振からの体重減少などの症状が現れます。
ここまで進行しているにもかかわらず、飲酒を続けていると
・肝硬変→炎症が続くと線維の沈着がさらに増え、肝循環が悪化します。
さらに進行すると、黄疸や腹水がたまるなどの症状が現れ肝臓ガンのリスクも高まってきます。
ここで、健康診断などで分かる血液検査の数値を見てみましょう。
健康診断結果表を見ると、上記のように肝臓に関する数値があります。
GOT(AST)、GPT(ALT)、γ-GTP(γ-GT)、それぞれの数値が高いということは肝臓に負担がかかっているということです。
ちなみに私の一番ひどかった時の数値はγ-GTPが15,000でした。
現在は12です(笑)
15,000などという数値を出しているにもかかわらず、今こうして元気にしていられることを考えても
肝臓さんは本当に偉いスーパー臓器ではありませんか?
それなのに、肝硬変まで進行してしまうのはかなりの危険飲酒ですよね。
ある意味、無言の自殺行為ではないでしょうか。
黄疸の見分け方
私の肝臓の数値、γ-GTPが15,000もいってしまったのにこうして元気でいられたのは断酒のおかげ。
と言いたいところですが、実はこの後も飲み続けていたのです。
その後も、ちょっと具合が悪くて病院に行くと血液検査をされ、結果、γ-GTPが3,000だの4,000だの...(-_-;)
そんな私でも黄疸の経験はありませんでした。
黄疸とはどういった症状があるのでしょう。
黄疸とは
本当におバカな私でしたが、よく肝硬変にならなかったものです。
私のように肝臓の数値が最高に悪くても肝硬変になるとは限りません。
でも、肝硬変など肝臓の病気は黄疸の症状が現れることもあるようです。
黄疸ってどんなメカニズムで起こるのでしょう。
黄疸になるメカニズムはちょっと難しくて私にもよく説明できないのですが
たとえば、血液中の赤血球は全身に栄養素や酸素を運ぶ大事な働きをしていますよね。
この赤血球が古くなり働けなくなってしまうとビリルビンという成分ができます。
そのビリルビンは血液によって肝臓に運ばれて処理された後、胆汁や尿の一部に排出されるのですが
ビリルビンの生成が多かったり、分解や排出が適切に行われなかったりすると当然、身体の中に残ってしまいます。
ビリルビンは黄色いことからビリルビンが身体に残ると白目や皮膚が黄色くなり黄疸となってしまうのです。
でも、黄疸って生まれたばかりの赤ちゃんもなることがありますよね。
肝臓が悪い人の黄疸と何が違うのでしょう。
黄疸の原因
黄疸は新生児にもある症状ですが、大人になってからの原因ってどんなことが考えられるのでしょう。
・総胆管結石→一般的には胆石症と言われますよね。
肝臓から小腸に胆汁を出す管に石ができることを胆石と言います。
この石が胆管の出口付近の狭くなっている部分に詰まってしまい胆汁の流れが止まってしまうと
ビリルビンが体外に排出できなくなるため黄疸になってしまいます。
おなかが痛くなり発熱や寒気なども伴うこともあるようです。
胆管ガン→早期の段階から胆汁の流れがせき止められるため黄疸が現れます。
ほかの症状としては、かゆみ、嘔吐、白色便、黄疸尿、右上腹部痛、体重減少などが挙げられます。
胆のうガン→胆のうガンの場合は胆汁をためる、送り出すなどの働きに支障がないため症状があまりありません。
そのため発見が遅れてしまうことがあり、黄疸が現れたときにはかなり進行していることがあるようです。
急性肝炎・肝硬変→肝機能が低下すると上記にあるようにビリルビンが代謝できずに血液中に残ってしまいます。
血液中にビリルビンが残ってしまい血中のビリルビン値が高いと黄疸に。
ビリルビンは白目や皮膚を黄色くするばかりではなく、末梢神経を刺激するためかゆみも強く出るようです。
ここまで大まかに黄疸の種類と症状を見てきましたが、黄疸は目の白目や皮膚が黄色くなることから家族の方や自分自身でも見つけやすいようです。
ですが、黄疸の症状が現れた場合には病気が進行しているケースが多いと言えます。
現れてきた黄疸を素人の目で病気が何なのかを見分けるのは非常に困難です。
ただ言えることは、お酒を全く飲んでいない人がアルコール性肝障害で黄疸にはならないでしょう。
また反対に、お酒を飲みすぎている人が白目や皮膚が黄色くなってきたら間違いなく黄疸と言えるのではないでしょうか。
そして、日本人は黄色人種のため黄疸との判断が難しいと言われています。
それでもやはり、目の白目の部分が黄色くなることで気がつくことが多いのだとか。
また、ご自身でも白い紙が黄色く見えたり、身体がかゆい、だるいなどといった自覚症状があるようです。
そのような症状がある場合は自己判断せずに早めに受診しましましょう。
ちなみに赤ちゃんの黄疸は、新生児は赤血球が作られる量が多いため、その分壊れる量も多くなるためだそうです。
そしてもうひとつ、秋から冬になるとミカンが美味しい季節になり1日に何個もミカンを食べてしまいますよね。
そうすると、手が黄色くなって黄疸では?なんて慌てる事がありませんか?
それは、乾皮症と言われる黄疸とは全く違う症状だとか。
黄疸になる原因は実に様々なので自分で判断するのは難しいということですね。
いずれにせよ、アルコール依存症さんは肝臓に負担をかけてしまい黄疸になる可能性が高いです。
ご家族やお友達に「あれ~、何だか体が黄色いよ!」なんて言われる前に断酒して黄疸を防ぎましょうね!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さまの心と身体の健康を心からお祈り申し上げます